こんにちは、香澄です。
私、生まれてこの方
かなり習い事してきました。
5歳に満たないときから
いくつも習い事をやってたそうです。
そこで…
学びにはステップがあると思います。
ただ、学んでいるだけでは
そのステップを自動的に上がることは
ほとんどなく
上がるときはある種の決意が必要。
私自身は、20歳前半までは
いくら多々学んでたとは言っても
そのステップ１段階くらいしか
上がれなかったのですが…。
これを意識してれば
何年もかけることなく
次の段階にすぐ行くことは可能なんですよね。
そのステップとは。
最初の１つめは、
教わり、習い、吸収する段階。
とにかく受け身で、
知らなかったことをひたすら知る段階です。
たとえばメイクを学んでいるとしたら
どんな道具を使って
どんな色の組み合わせがよくて
どんなラインの引き方が美しいか、知る。
そして２つめは、
使い、実践する段階。
習ったことが本当に使えるのか
自分にとってはどう使えばいいのか
効果を実感する段階です。
自分のために使おうとするだけでも
実はそれなりに意識が必要ですよね。
メイクを習ってきても
その技術を日々のメイクで使わなければ
宝の持ち腐れです。
そして３つめ。
教え、伝える段階。
習ってうまくいったことを
周りの人に教えたり役立てていくという段階です。
メイクを習って実践した人であれば
友達や母親にやってあげたり
教えてあげたりする。
ここは大きく視点が変わります。
１と２は大きなくくりで言うと
「受け取り手」だったのが
ここでは「伝え手」になりますね。
そうすると、
自分自身が相手よりある程度できてないと、
相手は聞く耳持たない可能性もあります。
つまり、聞く耳もってくれている
という状態なだけで
自分自身が「伝えるにふさわしい」
というステップに１段登っていることに
なりますよね。
ここ、自覚ない人も多いんですが
かなり自信もっていいと思うんですよね。
ここにしっかりと自覚ができて
意識的に自分を高めていけるようになると
次の段階にいきます。
４つめは、その学びによってお金をいただいたり
人を育成する段階。
まさに、最初の１段階目で
「してもらったこと」を
そっくりそのまま人に提供していく段階です。
ここで初めて、
学んできたことが見に沁みてわかることもあります。
責任が生まれるので
学びを深め、自分のものにせざるを得ない。
学んできたのにモノにならない…
という人はこの視野をイメージできてません。
そして、ここに来るには
自分の決意ひとつなんですよね。
取り組む内容によっては、
ここの段階に来るのにある程度の年数や
経験値が必須な場合もあるでしょうけど
それにしても、
１つめの段階にいるときから
４つめだったらどうするだろう…と
イマジネーションを働かせておくと
学習効率はずいぶん、違ってきます。
実はメイクの話をしたのは
過去、美容部員だったときの自分の経験から。
私にとっては美容部員になったのって
ホントにたまたまで(汗)。
実は「美容命」でもなんでもなかったんですね。
むしろ、アトピーだった過去があり
「悪くなりさえしなければOK。キレイになるなんて高望みだわ」
って諦めてました。
でも、美容品の使い方について
人前で説明し出すようになると
「私はできてませんけどね♪てへ」
「私は美ってキャラじゃありませんし…」
じゃ～済まないな、と焦り始めまして。
そこから、
基礎化粧をきちんとし出したり
メイクパレットを綺麗にしたり
肌に悪いものはなるべく摂らないようにと
自覚し、マジメに実行し始めたんですね。
そこで気づきました。
人に対する責任があると
学ぶ深さと観察力が格段に上がる。
ただ使用しているだけの側だと
その真剣さから見える視野は得られなかったんです。
なので、もし
学んでることで１段抜けきれないな、
と思うことがあるなら。
まずはこの学びによって
人に責任を取るとしたら…？
とイメージしてみてください。
そして、実際に取れる範囲で
責任を取ることを決めてみるんです。
一足跳びでもOK。
その決意があるだけで
あとから、学びの質が必ず追い付いてくるはずです。
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