蝶のように舞!ハチのようにサワル! | ザ・ブルーズ・ナイト♪~イソノミヤを求めて~

ザ・ブルーズ・ナイト♪~イソノミヤを求めて~

”イソノミヤ”とは?ギリシャ・イオニア地方のかつての自由で平等な気風の無支配都市であり、伊勢神宮内宮(磯宮)の古い呼び名のことです。


<<触(さわ)ればわかる!>>



人間だれにでも特技があるモノです。


「そういえば私の高校のときの知り合いに

テレビを視ながら、ラジオを聴いて

新聞を読みながら、朝ごはんを食べる

そんな特技をもった男がいましたっけ。」




まるで聖徳太子のようなヒトですね。



「彼はそれを自慢げに

何度もお話してくれました。」(笑)





今日ご紹介する彼もそうでした。


彼は陽気な性格で、お金が入ると

お酒を飲んで陽気にさわいでいたそうです。



「私はお酒が入らなくとも

陽気にさわぎます。」(笑)




それで彼の特技ですが、

実は彼は目が見えません。


それで手で触れたりして

外の世界を判断するワケです。


(それで手で触れたりして
外の世界を判断するワケです。)


「なるほど、そうですね。」


酒を飲むと陽気になって

その勢いもあってか

女性にも気軽に

おさわりなどするのでしょうか?



彼は女性の手に触れただけで

その肌の色を判断できたそうです。



「触覚が発達していたのですね。」



一説によると手の骨格から

純粋な黒人と白人と黒人のハーフかと

判断していたのではないか・・・。


ということです。



「そういえばあのスティービー・ワンダーも

なぜか美人を選ぶと聞きました。」



これは研究の価値がありそうですね。(笑)






<<ブラインド・ブレイク登場!>>



彼の名前はブラインド・ブレイクです。


(彼の名前はブラインド・ブレイクです。)



「 ブレイクみたいにギターを弾く奴は

二人と居なかった。


いとも自然に指がひらひらと

蝶の様にギターの上で舞うのだから。」



といわれる。



彼の華麗なギタープレイを

ご堪能下さい。


☆'Chump Man Blues' BLIND BLAKE (1929)
 




☆ブラインド・ブレイク  Blind Blake(1896年?月?日 1933年)



アメリカ合衆国フロリダ州ジャクスンヴィル生まれ


アメリカンブルーズ、ラグタイム・シンガー、ギターリスト


同時代の他にギタリストと比べ、もっとも洗練された

完成度の高い技法を用い、センスのよいギターを弾いている。

 その技法はまるでラグタイムピアノのようでもある。



ブレイクの人生に関しては殆どが謎に包まれている。


フロリダ州ジャクスンヴィル生まれとされているが

実はハッキリしていない。



彼の死についても明確に知られていない。

また、彼の名前さえ確かではない。



具体的な証拠は欠けているが、彼の本名は

アーサー・フェルプスだったとか。



でもこれもインタビューでブラインド・

ウイリー・マクテルに振られたことに

基づいている。



盲目であったので、ブレイクは生活するために、

道の曲がり角や土曜の夜のダンス会、魚フライ場で

演奏したとされる。


1926年から1932年までにはパラマウント・レコードで

合計で80曲近く録音した。

彼の最初の録音から"West Coast Blues,"がヒット。

彼のジャンルの中で最も熟達したギタリストのうちの1人。


彼は1920年代の代表的な男性ブルース・アーティストとなった。

彼等の成功により地方のブルースが関心を持たれるようになり、


そのため、1930年代には、おびただしい数の田舎の

ブルース・ギタリストが発見されることになった。


ブレイクは1934年前後に亡くなった。

彼の死についても酒を飲みすぎて

夜に吹雪に迷って亡くなったとか


路面電車に轢かれたとかいわれているが

推測の域をでない。


彼は1990年にブルースの殿堂入りした。


ゲーリー・デイビス、ライ・クーダー、

ヨーマ・カウコーネンなどに影響を与える。


            (一部ウィキペディアより抜粋)