日曜日、「エイプリルフールズ」を見る。
「ALWAYS 三丁目の夕日」3部作、「リーガルハイ」、「キサラギ」、
最近ではフジテレビ系”月9“史上異色のラブストーリー「デート」(’15年1月期)が記憶に新しい、
売れっ子脚本家・古沢良太(こさわ りょうた)の書き下ろしオリジナル脚本を、
「リーガルハイ」を手掛けた石川淳一がメガホンを取った、
4月1日、”エイプリルフール”の1日を追った群像劇で、
ワタクシ的には、クエンティン・タランティーノ監督の「パルプ・フィクション」を連想させ、
複雑に絡まったエピソードをよくまとめていて、それを笑いに昇華した手法に及第点。
物語は7つのエピソードから構成される。
イタリアンレストランでの対人恐怖症の妊婦vsSEX依存症の天才外科医
ロイヤル夫妻の休日と、ロイヤル夫妻に振り回されるお人よしのハイヤー運転手
不器用な誘拐犯
占い老婆と不運続きの救急隊員
42年ぶりの涙の生還
僕は宇宙人
ある大学生の行末
この7つのエピソードが上手に噛み合い、嘘が奇跡を呼びまくり、
2時間があっちゅう間に嵐の如く過ぎ去っていったくらいやわ。
総勢27人のキャストも、メインもあれば、ピンポイントで笑いのツボを押さえる役割もあり、
良く練られてんなぁって思ったわ。
題名は「エイプリルフールズ」ですが、この面白さはウソではない。
でも、作中で道徳上「これは良くないだろ!」なシーンもあるので、観賞の際は要注意なり。
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↑カンヌ国際映画祭でパルム・ドール(最高賞)を受賞したクエンティン・タランティーノの代表作。

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