500メートルのダミ声 | ザ・ブルーズ・ナイト♪~イソノミヤを求めて~

ザ・ブルーズ・ナイト♪~イソノミヤを求めて~

”イソノミヤ”とは?ギリシャ・イオニア地方のかつての自由で平等な気風の無支配都市であり、伊勢神宮内宮(磯宮)の古い呼び名のことです。




<<父親は敬虔(けいけん)なクリスチャン>>


ブルーズというと黒人の音楽

というイメージがありますが、


今日ご紹介するブルーズ・マンは

純粋なアフリカ系の黒人ではなく、


父親は黒人、彼の母親がインディアンと

白人の血を引いたそうです。



彼の父親は敬虔なクリスチャンです。


いつの世もそうですが、

ちまたに流行(はや)る音楽って

どこか”不良のたまり場”的なイメージが

あります。


「そいうえば私の学生の頃も

ちょっと不良ぽい連中がロックンロールっぽい

格好をしていましたネ。」(笑)



(「そいうえば私の学生の頃も
    ちょっと不良ぽい連中がロックンロールっぽい
    格好をしていましたネ。」(笑))


時代は変われど何か共通するモノが

当時にもあったようで、



道徳的によくない場所に出入りして、

しかもよくない音楽を演奏して

お金をもらっていたワケですからネ。



クリスチャンである父親からしてみたら

それは大いに反対されたようです。



「でも当時はそれなりに

評価はされていたのですか?」




どうやら一部の地域ではトップ・アーティスト

だったようですが、


彼の才能が評価されるのは彼の死後を

またなくてはなりませんでした。



「残念なことですね。」



ええ。でも彼のギターのスタイルは

ブルーズという音楽が演奏される限り

永遠ではないでしょうか?




<<デルタ・ブルースの父登場!>>



今日ご紹介するブルーズ・マンは

チャーリー・パットンです。

(今日ご紹介するブルーズ・マンは
    チャーリー・パットンです。)



写真のイメージからすると

もっとキャシャな声の持ち主かと

思いきや。結構なダミ声です。(笑)


一説によると500メートル

離れた場所からでも聞こえたといいます。


(一説によると500メートル
    離れた場所からでも聞こえたといいます。)


☆Charlie Patton High Water Everywhere


☆チャーリー・パットン(1891年5月1日 1934年4月28日)

アメリカ合衆国ミシシッピ州エドワーズ生まれ。

ブルース・シンガー&ギタリスト。


10代の頃に、ブルース、黒人霊歌、ダンス音楽、

さらには白人音楽や19世紀のバラードにいたるまで、

耳にする音楽のほとんどを弾きこなすようになっていた

といわれる。


派手なパフォーマンスでや歌い方は

後のジミ・ヘンドリックスや若き日のハウリン・ウルフに

影響を与えたといわれている。


「デルタ・ブルースの父」と呼ばれ、後にブルースの主流となる

シカゴ・ブルースや、50年代頃から一世を風靡する

ロックン・ロールの母体になった。

43歳で心臓病のためにこの世を去る。


            (一部ウィキペディアより抜粋)