沖縄辺野古新基地は耐用年数200年の最新鋭巨大基地が正体
テレビが殆ど伝えない辺野古新基地の正体。
普天間基地の単なる移設という生やさしいものではないと昨日の衆院本会議において、日本共産党志位委員長が代表質問で追及してます。安倍首相は破たんした「負担軽減」答弁に固執してます。大事なことは沖縄県民だけでなく、本土の人もこれだけの巨大基地がつくられる全容を知る必要があると思います。本当に自然を壊して、抑止力のためという幻想で、基地反対の民意を無視して200年も耐用する海外に殴りこみ部隊の新基地をつくっていいのかが国民全体に問われてます。
17日の衆院本会議で志位委員長の代表質問より
昨年、沖縄県民は、県知事選挙、総選挙で、新基地建設反対の「オール沖縄」の意思を、疑いようのない明確さで示しました。総理は、選挙結果を「真摯に受け止める」と述べました。しかしやっていることはどうでしょう。翁長知事との対話を拒否する。沖縄振興予算を一方的に減額する。住民の抗議行動を暴力的に排除して海上作業を再開する。県民がどんな審判を下そうと、聞く耳を持たず新基地建設に突き進む。こんな野蛮な強権政治は民主主義の国では許されないと考えますが、いかがですか。
第一に滑走路は、普天間基地では1本ですが、新基地では1800メートルの滑走路が2本になります。
第二に、新基地には300メートル近い岸壁が建設され、4万トンを超える強襲揚陸艦が接岸できるようになり、空と海からの海兵隊の一大出撃拠点が造られます。
第三に、新基地には普天間基地にはない広大な弾薬搭載エリアが建設されます。
第四に、新基地はキャンプシュワブや辺野古弾薬庫と一体運用され、その面積は普天間基地の約5倍にのぼります。
第五に、さらにキャンプハンセン、高江など北部訓練場、伊江島飛行場なども連動して、海兵隊の新基地機能は飛躍的に強化することになります。
そして第六は、耐用年数200年。22世紀どころか23世紀まで沖縄を基地の鎖でしばりつけることになります。
総理このどこが負担軽減ですか。老朽化した普天間基地に代えて、大幅に機能強化され、半永久的に使用できる最新鋭の巨大基地を建設する-これが今進められてることの正体ではありませんか。
総理が、選挙結果を「真摯に受け止める」というなら、新基地建設をただちに断念すべきです。普天間基地の無条件撤去を求めて米国政府と交渉すべきです。