⑥ 明治維新から、今日の現政権までに課せられた秘密指令
      ~日本国解体と日本民族絶滅計画!?






⑤から続く

 日本の蘇生には真崎大将の名誉回復が絶対必要条件

 二・二六事件についてそう考えると、真崎甚三郎大将の遺志が、
今、非常に重要になっている。
日本人が、真崎大将の名誉回復をすることが、滅亡寸前の日本の再生と
蘇生のために絶対必要条件だと、私は、山口さんの本を読んで
気が付いたんです。

 この山口さんが、昭和19年に陸軍に徴集されて入隊する時に、
真崎大将を訪問した。山口さんが、真崎大将に
「今、日本に天皇陛下はおられるのですか?」って聞いたそうです。
そしたら真崎大将は「二・二六の将校もそれを嘆いて死んでいった」と
言われたと。昭和19年のことです。

山口さんは皇道派の志に同調してたから、
「今の天皇というのはなんだ?」「あれは本物の天皇なのか?」
「今は日本に天皇はおられるんですか?」
という疑問が出てきたわけですよ。
本当にその通りですよ。
実際、銃殺刑に処せられる青年将校十何名の中には、
天皇を公で批判した人もいるし、批判しない人もいるけど、
と言ってますね。

山口さんは非常に重要なことにちゃんと迫ってます。
しかし、「裕仁は国賊だ、売国奴だ」とはっきり言い切るのは、
日本人にとっては難しいです。
左翼はイルミナティの虎の威を借りて「昭和天皇は戦犯だ」と
わめくんです。彼らはイルミナティの手先ですからね。
イルミナティの虎の威を借りてあれこれ言っているだけのくだらない人達です。

左翼そのものがイルミナティのエージェントとして日本を
イルミナティに売る売国奴ですから、こういう人たちは問題外。
日本人の立場として日本民族の立場から見て昭和天皇とは一体なんだ? 
そのことに今までで一番接近しているのは、二・二六事件に
全然関係ないのに逮捕された皇道派の首領である真崎大将ですね。

 真崎大将が「東條ごときはものの数でもないが、
自分に対する圧迫が宮中からずっと来た、そのことが一番難しい、
苦しいところだった」という趣旨のことを言ったと書いてあります。
宮中ってなんですか? 木戸内大臣は天皇の番頭であって、
権力そのものじゃないです。宮中ってのは昭和天皇でしょ。
しかし真崎大将も昭和天皇に対してストレートにそれを告発する、
それを批評することが心理的にできないんですよ。

 それを超えることができなければ日本の民族はもう終わりですよ、
と私は思います。つまり、イルミナティは孝明天皇を弑逆させて、
その辺りに傀儡を作って、明治天皇はなかなかイルミナティからすれば
素直じゃないでしょ。大正天皇は明治11年生まれですから、
それを教育する宮中はワンワールドの手先。
完全に支配してるんだからね。
昭和天皇に至っては明治34年生まれですから、
ワンワールドによる宮中の支配は完璧になってます。
裕仁はイルミナティの純粋培養の作品です。
イルミナティの傀儡として終始し、摂政の時代も、昭和前期も、
占領中も、一応講和回復後も、イルミナティの言う通り期待通り
百点満点と評価していい存在だった。

 そうして日本は敗戦、講和回復しても昭和天皇の言うとおりに、
ずっと占領下にあります。その件について多少真相に迫った学者などが
2~3名存在します。その学者の研究によれば、朝鮮戦争が起きて
米国政府が日本との講和条約交渉を始める。その時に吉田茂首相は
常識として当たり前だけど、講和が締結すれば戦争は終結だから
米軍は全部撤退する、それが当然と思って進めていた。

ところがなんと昭和天皇が吉田首相の頭越しに、吉田首相の知らない
ところで裏取引、秘密交渉をやるわけですよ。
秘密交渉の相手はダレスです。
ダレスは共和党系だけど、民主党政権でも有力な外交顧問になってた。
対日講和条約はダレスが主任となった。
ダレスと言うのは1920年代からロックフェラー財団の最有力者で、
イルミナティのコンコンチキですよ。
そういう人物と裏取引、直取引して昭和天皇は吉田茂の方針を否定して、
講和条約締結後も無期限に日本は米軍に軍事基地を提供する、
というよりも米軍に無期限に日本に駐留してもらいたい、と言うわけです。

沖縄に至っては50年くらい、事実上半永久的に米国の領土として
日本は認める考えがあるということをダレスに対して昭和天皇は
言うわけですよ。
 これは何なんですか? 
これを売国奴と言わずして何というんですか?

 日本人が正式に選んだ吉田茂首相とその内閣、吉田茂は常識として
戦争終結したら米軍は日本全土から撤退する、そういう当然の前提の
もとに講和交渉を始めたんです。当たり前のことじゃないですか。
それを昭和天皇が横やりを出して、ダメだというわけです。
率直に言えば、日本は米国に無期限に占領してもらいたいと言うわけです。
これは何なんですか? その結果、今のようになってんですよ。
これは何なんですか?

 しかしこれは昭和天皇の日本に対する無数の裏切りの一つに過ぎません。
しかしながら日本人はそのことを公然と報道し、論評し、批評する自由を
全く与えられてないんです。
というよりは、日本人がその言論の自由を行使する気力を奪われているんです。
これは日本が刻々急速に滅亡していく、そういう絶対的な心理的条件以外の
何ものでもないと私は思います。
しかしそうなった歴史的背景は何なのか? 
そういうことを日本人には真剣に考える必要があります。


 天皇=イルミナティの傀儡、として歴史の再検証を

 別の話になるんですけど、日本でユダヤ・フリーメーソン批判を
最初にやってずっと最後まで主要な指導的な役割を果たした、
四王天延孝陸軍中将〔1879~1962年〕は、士官学校、陸軍大学を出た
日本の陸軍のエリートコースの一人です。
そして第一次世界大戦中フランスに観戦武官として派遣されていたんですね。
そうしているうちにフランス人にいろいろ友人ができて、その友人から
「この戦争はお前、ユダヤが始めた、
主体はユダヤだということを知っているか?」って言われるんです。
それを聞き逃す人もいるかもしれないけど、四王天さんは真剣に受け止めて
研究をはじめるわけです。一体これは何だ? 今は違うでしょうけど、
その頃のフランスには非常にたくさんのユダヤ・フリーメーソンに
批判的な文書・言論があったんです。そういうものをたくさん集めて、
真剣に研究調査していくわけです。

 第一次大戦中の観戦武官として派遣されるのは、
紛れもない軍のエリートコースですよ。
第一次大戦以降日本はシベリア出兵するんですけど、
四王天さんは満州の北部に陸軍の諜報機関の事務所を作って、
反ボルシェビキ、反共産主義的ロシア人と接触していろいろ情報を
得たり工作したりするんです。
そういうことを通じてボルシェビキ共産革命が国際ユダヤによって
計画され実行されたという話を聞いて、たくさん情報を集める。
そうして四王天さんは最も早い時期から日本でユダヤ・フリーメーソンに
対する批判、思想戦、それに対する対策、そういうものを
ずっとやってたわけです。

 国際連盟ができると、日本はその頃の世界の主要5カ国の一つに
なるんですね。その主要5カ国が国際連盟の軍事委員会を作る。
日本の陸軍はその国際連盟の軍事委員会の日本軍の代表として
四王天さんを派遣するんですよ、ジュネーブに行きます。
その頃、陸軍少将になってるんじゃないでしょうか。
そういうコースは、軍のエリート・コースですよ。


 ところが、ジュネーブから帰任すると、
すごく露骨に左遷されるんです。
名古屋師団付といっても特別な仕事は何もない、完全な閑職、
クビ寸前の地位に置かれる。
それでも、四王天さんは日本全国を奔走して、一般の日本人に対して、
ユダヤ・フリーメーソンの危険を警告する講演会をたくさんやっているんです。
そしたら、上原勇作元帥がじきじきにやってきて、
「お前はユダヤ問題なんていうくだらないことはもうやめろ」と言うんだって。
「いや、それはできません」と言ったら、たちまちのうちに四王天さんは、
陸軍退役ですよ。陸軍からクビです。
だから、上原勇作って言う人は何かって思うでしょう。

 四王天さんは、昭和16年、大東亜戦争が始まる年に有名な
『猶太(ユダヤ)思想及運動』という本を出したんです。
その本の序文のなかで、四王天さんは、以前はユダヤ問題を自分がやって
いくと、上のほうからやめさせる圧力が非常に強くかかってきて、
最近はその頃に比べればずいぶん違ってきた、そんなことを書いていますよ。
一番上ってどこかって言ったら、天皇と宮中以外にないですよ。
日本のシステムでは。

 落合莞爾(かんじ)さんの話では、上原勇作はフランスに留学中に
フリーメーソンに加入している。
上原元帥は明確なワン・ワールド、フリーメーソンだと言っています。
従って、日本では、陸軍・海軍・財界・その他、明治以降の中枢部に、
ワン・ワールド、フリーメーソンの指揮系統がずっと機能している、
機能していたと見ることができます。

 渡部悌治先生は『ユダヤは日本に何をしたか』のなかで、
二・二六も背後では、ユダヤ国際資本が操っていたと言って、
あまり詳述してないですけど、そう言っています。
従って私たちは、地球を支配している、ユダヤ・フリーメーソン・
イルミナティといった勢力をちゃんと確認して、明確に意識して、
デーヴィッド・アイクは『グローバル・コンスピラシー』という本を
出してますが、そういう枠組みのなかで、もう一度日本の歴史を見直す
ことが必要です。
グローバル・コンスピラシーという大きな枠組みのなかで、
孝明天皇弑逆と、それ以降イルミナティの傀儡として作られた歴代天皇、
こういうものを批判的、客観的、詳細に検証していく精神的・心理的な
力が必要です。


 今の日本では、天皇をあれこれ批判したりすること
自体が絶対禁止されている。
別に法律で禁止されているわけではないけど、自分の内心で押さえつけている。
あるいはイルミナティの有力な御用機関として、右翼と称する反日本的な
売国奴集団が暴力で脅迫する、そういうことを通じて、発言・言論を
抑えてるんです。しかし私は、その精神的呪縛を断ち切らないと
日本は完全に滅亡していくだけだと思います。


⑦へと続く