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弓削皇子＝道鏡＝文武天皇Wikipedia
弓削 浄人（ゆげ の きよひと、生没年不詳）は、奈良時代の公卿。名は清人とも記される。氏姓は弓削連のち弓削宿禰、弓削御浄朝臣。物部守屋の後裔で、弓削櫛麻呂の子とする系図がある[1]。道鏡の弟。官位は従二位・大納言。
経歴編集
天平宝字8年（764年）7月に宿禰姓を賜与される。同年9月の藤原仲麻呂の乱により兄の道鏡が朝政の実権を掌握すると、従八位上から一挙に従四位下に昇進、氏姓を弓削御浄朝臣に改め、衛門督に任ぜられる。翌天平神護元年（765年）正月に乱での功労により勲三等を与えられる。同年中に従四位上・参議として公卿に列すると、翌天平神護2年（766年）には正三位・中納言、その後も神護景雲元年（767年）に内豎卿を兼ね、同2年（768年）大納言、同3年（769年）従二位と道鏡政権のもとで急速に昇進を果たした。同年大宰帥に任じられると大宰主神・中臣習宜阿曾麻呂とともに、道鏡を皇位に就けることが神意に適う旨の宇佐八幡宮の神託を奏上し[2]、いわゆる「宇佐八幡宮神託事件」を引き起こした。
宝亀元年（770年）称徳天皇の崩御により道鏡とともに失脚し、弓削姓（無姓）に戻された上、3人の子息とともに土佐国への流罪となった。天応元年（781年）に赦免され、本国である河内国に戻ったが、再度京に入ることは許されなかった。
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「(2015/05/06改)天皇家とオリンポス12神と縄文文明」