あと数時間で東日本大震災から4年が経ちます。

亡くなられた尊いたくさんの命を思い、シアトルにいる家族と共に、アリゾナよりご冥福をお祈りしたいと思います。

今、僕たち家族にできる事は復興の役に立ち続けていく事です。

そしてもう一つ、していかなければならない事は、家族全員でこの震災をしっかり受け止め、考え、成長していく事だと思います。

この震災を経験し、心を痛め、亡くなられた方々、ご遺族の気持ちを真摯に考えた時に、人は人をさらに大事していかなければならないし、育児では、今ある命を大事にし、他人の命も大事にしていく事をわが子にしっかり伝え続けていかなければならないし、自身も成長させていかなければならないと嫁さんとよく話しています。

このような大きな震災を日本全体で経験していても、人を簡単に傷つける人間、わが子の悪事から目を背け、人を傷つける事の愚かさを教えない親、又、元気に生まれてきてくれたわが子を虐待する親など、まだまだ存在する事がとても残念です。

4年が経ち、改めて、それぞれが自身の家族を見つめ直し、話し合い、価値のある人生の再スタートを切り、それぞれがこの大震災での経験を無駄にする事がないよう願います。

それは、亡くなられた方々への供養にもなると思います。

どの場所に居ても、家族皆で東北を思い、復興の役に立っていきたいと思います。