平凡だった。





小さい頃から平凡だった。





勉強も、運動も、人より出来たけど、1番じゃなかった。





絵や音楽も、好きだったけど、褒められたこともなかった。





友達も恋愛も、楽しかったり悲しかったり、それなりに色々あったけど、今まで幸せに生きてこれた。








この仕事に出会って、10年経っても、特別何かを成し遂げた訳じゃないし、特別な何かに成れた訳でもない。





そんな平凡な僕が、もらったもの。

















読売演劇大賞



















優秀男優賞















嬉しい。











ありがとう。











嬉しい。











嬉しいけど、なんていうか、自分がもらった実感がまだない。







決して自分一人の力で貰えた訳じゃないこと、よくわかってるから。









だから、まだ手放しで喜べてない複雑な自分がいる。








素直に喜べよって自分でも思うんだけどね。関わった色んな人たちの代表で、受け取れればいいかなあと、ぼんやり思ってる。









今はとにかく、周りの人たちがとても喜んでくれてるのが嬉しい。











きっと、みんなも喜んでくれてるでしょう。








ありがとうね。










兎に角、これからも、一つ一つの仕事に誠心誠意、挑んでいきます。







宜しく。







じゃ、シーユー。