アンジュルムの中西香菜ちゃんの18歳のバースデーイベントに行ってきました。会場は半蔵門・TFMホール。

セットリストは、
①ロマンティック 浮かれモード(藤本美貴)
②100回のKISS(松浦亜弥)
③My Days for You(真野恵里菜)

〈大器晩成王決定戦〉

④エイティーン エモーション
⑤FIRST KISS(あぁ!)
⑥シャボン玉(モーニング娘。)

〈落語〉

参加は2回目公演だけだったので、1回目が終わったあたりに会場に到着。グッズ売り場には長い行列。

行列ができていたのは、かななんがグッズ売り場にいたため。オリジナルの掛け時計を、赤い着物のかななんが自ら販売していました。

「あと2個」というところで、「次の準備があるから」とスタッフがかななんを呼びに来ましたが、「イヤだ、まだ居たい」と駄々。会場内に入ってからも階段に面した大きなガラスにへばりつくように抵抗し、名残を惜しんでいました。

きょうのかななんは、白い大きな襟が目立つパステル調の花柄ノースリーブのワンピース。



3曲歌ったところで、「中西香菜杯!大器晩成王決定戦!」。ロビーの応募用紙により、かななんと一緒に歌う2人と、踊る3人を抽選し、スタート。

途中から、かななんのバースデーTシャツを着たえりぽんがサプライズ乱入。大器晩成を一緒に踊って盛り上げました。ただあくまで「一般人のふり」を貫き、会場のエーイングでえりぽんが締めるいつものやつも封印。そのままステージを下りました。

実はこの日の昼、えりぽんとまなかの同学年2人に呼び出されて、誕生日をお祝いしてもらったばかり。「バースデーイベントに来てくださいよ」とえりぽんを誘うと、「仕事があるから」と断っていたそうです。

えりぽんは「仕事は本当。早く終わったので遊びに来た」。ただかななんは楽屋をうろつく習性があるので、えりぽんがゲストルームでひそかに待機しているのは困難。スタッフに「外で待っていてください」と言われたという。

後半戦の3曲を歌うと急いで楽屋に戻り、赤い着物に着替えて再登場。この短い時間で落語を披露。

演じたのは、鶴の名前の由来を語る「つる」。℃-uteが昨年の女子落語で即興で演じたものと同じです。立川志ら乃師匠の手解きを受け、覚えたそうです。

話の中で「和田彩花が壁に投げつけた唐揚げの行方が気になる」とか、びっくりしたときのりかこと、かにょんのしぐさを取り入れるなど、なかなか凝った演出。話し方も上手でした。

高座名のあおりには「中西亭かななん」の文字。揮毫したのは書道が得意なたけちゃん。「ゴリラ亭うほうほ」という案もあったようですが、ここは真面目にということになりました。

そもそもは「中西は関西人なので、漫才でもやったら?」というスタッフの発案。だけど「滑ったらイヤだし、1人で漫才は難しいので落語にした」。

最初は「簡単なのでは」と甘く見ていたが、いざやってみると「すごく難しかった」。「福田さんが作詞家を目指すので、かなも卒業して落語家を目指す」と言うと、会場から驚きの声。「みんながもういいと言われても、アンジュルムに居続けます」とあっさり前言を撤回しました。

18歳の抱負は「これで21時以降も仕事ができる。あっ、そんなに仕事が無い」と笑わせたあとで、「福田さんからは歌やダンスをたくさん教わった。安心して卒業できるように歌やダンスをがんばる」と宣言していました。

盛りだくさんの内容。かななんのヤッタルチャン魂を感じました。

素敵な1年になるといいね。