ジョン・レノン33回目の命日にGive Peace A Chance!
2017年9月22日 再編集済み
12月8日はジョン・レノン/John Lennon の命日でした。1980年にニューヨークで夜に銃殺されたので、日本時間では今日、9日の午後1時ごろになります。
ジョン/John はビートルズ/the Beatlesの活動中に最初にソロ活動を始めました。1969年7月、ビートルズ解散の2ヶ月前に発売されたソロ・デビューシングルは邦題ではなんと、「平和を我等に」!但、名義は当時好んで使っていたメンバー不定のバンド、プラスチック・オノ・バンド/Plastic Ono Bandになっています。
英語のタイトルは"Give Peace A Chance"。正確に訳すと「平和にチャンスを与えよ」です。
歌詞は一風変わっていて、メロディーは投げやりなラップ調。歌詞の内容は意味が良くわからない造語、難語のオンパレードで、「みんな …について話している」といくつもの「…」の部分が述べられ、リフレインの繰り返し「平和を我等に」のメッセージにつながっていきます。
リフレインの部分はこうなります。
この歌は作者のジョンとヨーコだけでなく、様々な場面で平和をアピールするために歌われるようになっています。ただ、リフレインの部分意外はあまり歌われないような気がしますが。
集団的自衛権の法案が可決されたり、アジア周辺国との間に戦争の空気が漂う今の日本で、選挙の争点にもなりうる平和問題。今こそこの歌をみんな一緒に声高らかに歌いたいと思う今日この頃です。
では、公式ビデオをどうぞ!
なんと、カナダのトロント/Torontoでの貴重なライブ動画もありました!まさかこれを見れるとは!一生見ることはできない動画だと思い込んでいましたが、本当にユーチューブにはなんでもありですね!
一応、歌詞が表示される動画もご紹介します。
そして最後に、この歌について語るには大勢の歌手が集まって造られたこのカバーをご紹介しないわけには行きません。小野洋子/Yoko Ono、息子のショーン/SEANはもちろん、大御所リトル・リチャード/Little Richard、レニー・クラヴィッツ/Lenny Kravitz、MC ハマー/MC Hammer、シンディ・ローパー/Cindy Lauper、リトル・スティーヴン/Little Stevenなど多くの有名歌手が参加しています。1991年の発売でしたが、歌詞は当時の様々な社会問題に書き換えられています。HIVや放射能/Radiationという言葉も表れます。どれだけご存知の歌手が登場するかぜひご覧ください。
2006年にはノーベル平和賞コンサートでも歌われました。
Paul McCartney/ポール・マッカートニー もコンサートで歌います。
Ringo Starr/リンゴ・スター もコンサートで歌いました。
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