コントロールぶち壊してたのは、私かもしれない | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

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大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

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「もうーマジだるいってー」

学校に行く直前になって
なにやら長男が
荒れております。

聞けば
1時間目が体育なのに
体操服のハーフパンツが
見当たらない。
とのこと

長男「ちゃんと洗濯した?」

まずは私が洗濯をし忘れたのかと
うたがっている模様(いつものことだが)

疑いは晴らさないといけないので、
一緒に洗濯機のところに行き、
洗濯待ちの衣類の中に
探している体操服がないことを
確認。

長男にも見てもらいます。

続いて

おかん「部屋の中見ていい?」

と許可をもらって
長男の部屋の中へ。

あちこち見て回りますが
長男「そんなとこに置いてないって!!」
と、
時間がないこともあって
相当イライラ。

 

 

 



昨日、お友達が遊びに来たこともあって
いつもよりかなり片付いている
長男の部屋。

考えられるところは全部
見て回りました。

「なんでいっつもこうなるねん。」

もう壁に穴をあけそうな勢いです。

ちょっと自分を責めているような、
自分にイラついているような感じ。

そうだよね~。

昔からいつも
ここでつまづいてきたんだよね~。

頑張ってきたけれど、
やっぱりここが
苦手ポイントなんだよね~。


以前の私は
こういうことが何度もあって
長男が苦手なことも知っていたのに、
探し物をしていることに腹を立て、
私が巻き込まれることにも腹を立て、
探し物を手伝う。
というより
手伝うフリをしながら
彼を叱り続ける母親でした。

叱っても、探し物が
出てくるわけじゃないのに。

長男をさらにパニックにさせるだけだったのに。

 

 

 



さて、体操服捜索の続き。
私が探してみても
長男の部屋からは
見つからなかったので、
今はまだぐっすり寝ている
次男の部屋に勝手に侵入。

部屋の入口に
子どもたちがいつも
ジャージなどを入れて
持ち歩いている袋が
目に入りました。

陸上のシューズを買うため
よく利用するお店の袋で、
長男も次男も
この袋は持っていて

二人とも普段から使っています。

触ると中身が入っている様子。

念のため。
とあけると、
長男の靴下が
見えました。

さらにあけると
長男の緑色のハーフパンツ!!

おかん「これちゃう?」

と長男に渡すと
「あったー!!なんでここにあるねん・・・」

相当ほっとした様子。

 

 

 



実は問題は
ここからなんです。

こうやって解決したあとに
決まって一言
物申したくなるんですよね~。

「ちゃんと探さなきゃダメでしょ」
とか
「もうちょっとちゃんと管理してよね」
とか。

もちろんその先は
見えてます。

大荒れ。

なんでわかってて、
同じパターンを踏んできたのか
私にも謎ですが、
結局最後に
あーよかった!
で終わらせないようにするスイッチが
私の中にあったとしか
思えません(いらんのに涙)

そうすると
痛いところを突かれた長男は
逆上。

売り言葉に買い言葉で
口げんか勃発。

お互い最悪の気分で
長男は学校へ
私は家に。

最悪の一日の始まりですよね。

なので、やめました。

 

 

 



見つかったことを喜ぶ。
長男は、責めない。

私が落ち着いて
もとの私に戻ると、
長男もそれ以上荒れることなく、
しばらくはブツブツ言ってますが、
それにもいつも通りの対応。

できることなら笑顔で対応していきます。

もちろん
疑われたことや
イライラをぶつけられたことで
私の気持ちも
少々ささくれ立っておりますが、
そこは女優をめざすおかんなので
なんとか乗り切ります。

そしてキッチンに戻り
持たせるお弁当と水筒を準備していると

「んんーんん、んんんんんんんんんー」

なにやら背後に歯磨き中の長男の気配。

口が開かないので
なんとか音で伝えようとしているっぽい。

最初の部分は音程で
「おかーさん」
だとわかりました。

後半は何を言ってるんだ?

そう思って
振り返ると
制服のネクタイを首からかけた状態で
歯磨きしながら
立っている長男。

前にもお願いされた、
「自分が歯磨きしている間に
おかんがネクタイしめてくれたら
時間短縮するやろ」
アイデアを
実行しようとしているらしい。。。

新婚家庭かっ!!

と一瞬思いましたが、
どうやらこれで
彼なりに
朝のイライラを流し
仲直りをしようとしているように思ったので、
笑顔で絞めてあげました。

もうちょっとで締めすぎるとこでしたが(爆)

ちょっと甘えたかったんでしょうね~

彼なりの
ごめんね。ありがとう。
だったのかもしれません。

すっかりイライラも落ち着き
穏やかな状態で
登校していきました。

特性からか、
小さいころから感情のコントロールが
難しかった長男ですが、

私の接し方も
そのコントロールを
さらに難しくしていたんじゃないかな。
って今更ですけど
思いました。

もう大丈夫だよ。
おかん、成長したからね。


さて
そろそろ次男を
起こそう。