LOVE SONG | 江口昌記の 月のうさぎ

LOVE SONG


ぼく おれ わたし
きみ ねえ あなた

ぼくらは 日本語に 棲んでいて
ぼくらは 日本語に 溶けている

解けないものも 熔ける 
背筋を律す脊髄のカナメ

さあ この 
すばらしい 言語 日本語よ

生きてし生きろマホロバの血
生きて 生きて 生きてして
いざや生きぬき 生きたまへ

命をケズレ
命をカケロ

それだけの値打ちがあるはずだ

きみの命いま
この手の中に

ぼくだけに値打ちがあるはずだ 




LOVE SONG

gate- free premade background / Visual Images provided by Eddi van W.
WordsVisual edited by Masaki Eguti



0192015