築40年を越えた下屋塗装を依頼されました。

既に何層塗ってあるかわからないくらいの積層。

今まで長きに渡り合成樹脂トタンペイントが塗られており、熱でやられてゲル化している箇所も見えます。


剥がれも多数。  


これをブラック塗装でというお話。


トタンは熱変動で激しく伸び縮みするため、新塗装膜の密着力に旧塗装膜が負け、引っ張りあげての剥離が起こりますが、今回はまさにそれが繰り返されています。

全剥がしはトタンの強度や予算を勘案しても不可能。。。それではと考えたのが遮熱塗料です。

遮熱塗料なら、表層温度を抑えられるため、変動差による剥がれリスクも軽減できる、2液錆止めでガッチリかためて行こう、そう考えてお客様へのご説明と材料段取りを進めました。


塗装前温度は71℃。猛烈です。


太陽光高反射錆止めで51.5℃、
-19.5℃のクールダウン。
さて、遮熱ブラックでどの程度悪化するか。。。


と、思ったのですが、流石は水谷ペイントの快適サーモbio。

-1.6℃の数値悪化で済みました。

これで、剥がれのリスクを抑えながら維持されそうです。

施主さまもみすぼらしい屋根がピカピカになったと大喜びでした❗

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