香澄です。
アメブロを見ていると
自己プロデュースって言葉が
だいぶ浸透してきているように感じる。
芸能人とかモデルとか
特定の職業の人だけじゃなくてね。
自分を売ることで
ビジネスにしようとしている人も多いから
「そうか、見せ方って大事かも!」
という発想に自然と、なるよね。
でも、「見せ方」という言葉に
引っ張られてはいけない。
それって外見だけの話じゃないと思うのよね。
目に見えるものだけが
見えているわけじゃない。
人は、人を見るときに
目に見えないものも確かに、感じ取っているから。
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たとえば、ビシッとスーツ着ていれば
講師っぽいと言われた…。
だからといって
まったくスーツを着慣れない人が
突然着ても、着こなせるとは限らない。
そのスーツに見合った
自信や態度や言葉があるから、
そのスーツのパワーがハマる。
***
たとえば、
花柄のワンピースが似合うと言われた…。
なんか着ていると、
「the 女性起業家」っぽいし。
ってことを「知った」としても。
その人自身に
「その花柄のそのデザインの」
ワンピースを着る、
という必然性が腑に落ちてないと、
完全にワンピースだけ浮いたトルソー状態になる。
***
人よりも目立ちたい!
と思って特殊なデザインの服装をしても。
その界隈には同じように
「目立ちたい」人がわんさといる。
競争になる。
結果、「目立つ」という刺激の海におぼれて
目立たなくなってしまう。
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「自己プロデュース」って
自分ばかりがすごそうに見えればいい
ってもんじゃない。
目立とうとすればするほど
悪目立ちすることだってあるんだよね。
で、こうやって言う私自身が
・身長低いし
・顔のパーツは小さいし
ってことで、
誰よりも「目立たない」ことに
コンプレックスを抱いてきた。
コンプレックスをはねのけて
目立とう!!とすればするほど
本質から離れていって
華やかな人の間に埋もれて
小さく小さくなっていった。
自分のそのどうしようもない
普通さ、地味さ、小ささ。
そういうのを心底受け入れて
「これはきっと、変わらないんだなあ」
それを諦められて初めて、
必要な人の目に、自分が止まるように
なっていった気がする。
それどころか
比較的、平坦なはずの私の顔を
「華やかだね」って言う人すら、現れた。
目立つから見つけてもらえるんじゃなく
「適正なあり方」だから、見つけてもらえるんだ。
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「見せ方」を考えること。
時にはそれは、
誰よりも影になり、
脇役に徹することを指す場合もある。
その人が人前に立つのだとしても、
時と場合によっては
黒子になることだってある。
それが場とマッチしていれば
その人は、黒子でありながら
驚くほど輝く存在になれるんだよね。
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もうひとつは、その人の心が
その外見なり演出についていっているかどうか?
これが大事。
いくらプロと言われる人に
絶対似合いますから!
このスタイルにしないともったいない!
と言われても、
肝心の自分が気おくれしていたり
そんな価値が自分にはないと心のどっかで思っていたら。
それは身体から分離したように
見えてしまう。
外見を見せているようで、
見えているのは心の奥底の自分。
それを覚悟をもって着ることで
はじめてそれは、自分のものになり
しっくりとなじんでいく。
同じアイテムでも
心が変わると違ったものに見えることだって
充分にあるんだよね。
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つまり、
◆自分が置かれた場や空間
◆自分の心
ここまでが一致して初めて
その外見はしっくりとその人になじみ
意味を持ったものとして
人の目に映っていくんだと思う。
だから、
「見せ方」を考えるときに大事なこと。
方向性を考える事前に
きめ細やかな自問自答なり、
プロデュースしてくれる人との
心を伴ったやり取りがあるかどうか。
場の向きたい方向性と、
自分が心から輝きたい方向性と
そしてそこに初めて、
「見せ方」というものがマッチングして
その人は輝けるんだと思う。
一発でイメチェン!
なんて焦らなくていいんだよね。
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