ごきげんよう。

人の「個」を活かし
「場」を豊かにすることに挑戦している
個と場(COtoBA)のデザイナー
田口慶子です。


実はこの初夏、週一回の6回コースで通っている手話入門講習会。
これが、めちゃくちゃ面白い。
終わった後から、次の講習が楽しみなほど。



なんで手話に興味を持ったのか…。

一言でいうと、知らない世界のことだから
シンプルにそれだけ。


日頃、自分とは違う世界の人たちに出会い
いろんなお話を伺ったり、何かを見せていただいたりすることを
ご飯を食べるよりも楽しみに生きている私ですが
これまで知り合いの中に
また参加したイベントなど人の集まるところで
手話を実際に見たことはありませんでした。


自分の行動範囲で出会わないこと、見聞きしないことは
私の世界に存在していない。
だから手話もこれまでは興味の有無以前の話。


ところがこの1年
私は、従来の私の生きてきた世界とは違う
知らない世界で生きている多種多様な人々に
とても惹かれるところがあり
興味の赴くままにあちこち出かけている中で
先日ふと、この手話講習が目に留まったのです。


ではこの1年の間に何があったのか。
これはもう、あちこちで話していますが
そして先日の日経BPさんによるイベント
「WOMAN EXPO TOKYO2015」でもお話した
池田君江さんとの出会いです。
(このイベントについてはまた改めて書きます)


彼女と出会わなければ、彼女のように
ある日突然、車イス生活になってしまった人の
思いや苦労を知ることはありませんでした。
そして、自分たちの
悪意なき無知と無関心と無行動」についても
認識することはありませんでした。


そんなことから
ある意味、マイノリティに関心がある昨今。





さて、この講習でビックリしたこと!
講師の菊地さんがめちゃくちゃ面白い。
講義がめちゃくちゃうまい!
あっという間の90分。
この私の集中力が1回くらいしか切れない(笑)


・表情にこやか。
・時間厳守。
・段取りされた内容をテキパキ進行。
・テンポがいい。
・読話(唇の動きで言葉がわかる)がかなりできるのと
 少しの音ながら、口の動きで言葉がこちらに伝わる。
・質問などしても読話から理解してくれている雰囲気があり
 会話している感覚を持てる。(手話通訳者あり)
・表情豊かで、基本的に明るい。
・ユーモアがあり、ジョークのセンスがいい。


菊地さんは生まれたときからろう者とのことだが
どうやって読話や言葉の発声を覚えたのだろう。
講義が終了するまでに聞いてみたい。


お腹がポッコリ出ている姿もチャーミング。
最後の講習の際にでも一緒に写真を撮ってくれないかなー。
かなり菊地さんファンになっている♡


手話の世界も
覗いてみたら知らないことばかり。
この話はまた明日以降にでも。


ではまた♪