「特待生として」

コビーズに通う中学生3年生が「特待生で来て欲しい！」とお誘いを受けるようになったそうです。

彼との出会いはコビーズオープン前の昨年10月頃。

「新チームとなり最後の一年に勝負を賭けたい」と言う親御さんの思いを受けレッスンが始まったのですが、彼の努力もここで一つの評価を受けるカタチとなりました。

出会った当初は癖のあり故障が頻発していた投げ方も、身体の使い方を覚えることで確実に変化し今では無理なくスピードボールを投げれるようになりました。その変化が高校野球部関係者の目に留まったようです。

故障しやすいと言う悩みも持っていましたが対処する方法を本人が学んでいる事もこれから高校野球部に入部した後に活かされることとなるでしょう。

一年足らずで彼は立派なプロ意識を持てるようになりました。気づくこと、学ぶこと、感じること、考えること。

もちろん、まだまだ実力にはノビシロがあります。経験値も足りません。しかし「ノビシロを作る」ことが出来ている、と言う風に言いましょうか。成長する資質は磨いて来ることが出来ています。

コビーズのベースボールスクールでは技術指導よりもカラダ作りにウエイトを置いてサポートしています。

専門的なトレーニングやセルフケアを学ぶことで故障を減らしながらハイパフォーマンスを達成する肉体を育てます。高い身体能力を持っていれば表現力、即ち技術はその可能性を広げる事ができます。

「カラダの表現力が高ければ結果的に技術力は加速して伸びる」ことになるからです。

私自身の経験としても「上手い選手、よりも強い選手」が生き残り、先に進んでいくように思います。

国内外プロののスカウトの目も同じです。フィジカルや仕草に現れるメンタリティは見る人が見れば分かります。

もしも特待生となれば学費や寮費などの免除を受けられるので頂いているレッスン料は結果的にペイされます。いいえ、得られる物はそれ以上でしょう。時間(野球人生)に関しては正にプライスレスな物となります。

トレーニング、は野球少年達にとってキツイ、メンドクサイ、オモシロくない、と思われがちですが、それは結果に繋がらないからでしょう。

結果に繋がるカラダ作りは楽しいです。やればやるほど上手くなるのですから。更にトレーニングへの理解力と意欲は高まるものですね。トレーニングは面白い！を伝えることもコビーズの役割なのだと考えています。

一人一人、性格もタイプも身体能力も違います。細かい指導をしていますので一度に見れる人数も限られます。そのため1クラス最大6名までの定員制とさせて頂いています。人生は一度きりです。後悔のない人生にしましょう。