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島の家には
一匹の黒い雄猫が来る。


義父母がいるときには
ゆっくりさせてもらえるのだが
子ども達がいる時は
餌食に
なるので(笑)
恐れをなして来ないかと
思えば
ちゃんとやってくるのである・・。
嫌なところを触られたりすると
容赦なく引っ搔く
教育的指導があるが。。
数日姿を消す時もあるのだが・・。
もともとは
隣のホテルで飼われている猫らしい
のだが
首輪をつけてるだけで
あとは放置。
首輪をつけてないと
完全な野良だと思われ
猫嫌いな人に
始末されかねないそうな・・(汗)
エサの調達は
色々な家を渡り歩いて
残飯をもらってるよう・・。
義父母も私たちも
残飯や牛乳ちょこっと
位しかあげない。
地元の人は
野良ネコにエサをあげる人は
ほとんどいないらしく
夏以外のシーズンオフには
野良ネコたちは痩せてガリガリになる。
普通の猫と違って
島の猫は
スリムで小柄な猫が多いのは
過酷な栄養状況のため?
と思われる。
(ローマの野良猫は
デカイ)
夏は
太っ腹な?
バカンスで来ている人たちの
おかげで
猫たちも少しふくよかになり
毛並みもよくなる。
この雄猫ちゃんも例外でなく、
最近
やってきても
牛乳やチーズの外皮には
目もくれないので
もっといいエサをくれるところを
見つけたんだろう・・。
昼間はウチにわざわざ寝に来るのだが
お腹はいっぱいらしく
膨らんでる・・。
幸せそうな猫ちゃんだが
色々波乱万丈の猫生を送ってきたらしく
2年ほど前
車に轢かれたらしく
下半身を引きずって
瀕死の状態で義父母の家の
バルコニーの片隅で
うずくまってた。
このまんま下半身不随に
なるのでは
と思われたが
3か月後
しっかり回復。
でも、そのけがの名残はあって、
肋骨を触ると
途中で折れてるところがある。
この怪我の前も
誰かに蹴られたか
犬に襲われたかで
頭部に大けがを負って
数か月
うずくまってたが
ものすごい生命力で
回復!
島での
猫の暮らしもかなりシビアなのね・・。
なんだかんだ言っても
猫が義父母の家に休みに来るということは
そこ一番安全なところだと
わかっているのね・・。

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