2015年9月25日

 前回のブログで、「官邸の某スタッフの対応に怒りを禁じ得ない。なぜ怒っているのかは、次回のブログで明らかにする!」と書いた。 途端に複数の永田町関係者から連絡があった。 「官邸の誰のことですか?何をしたんですか?」と。

 このブログに書いたら、あっという間に広まるだろう。 こんなちっぽけな発信装置でも、永田町での波及力は侮れない。 週刊誌やタブロイド紙の記事の材料として使われる可能性もある。 展開によっては、本人の今後のキャリアにも影響を及ぼすかもしれない。 いや、そんなことは全て承知で言霊を飛ばすつもりだった。  

 が、しかし、大きく深呼吸をして、今回は書かないことにした。 前回のブログの該当部分「完全に舐められている…」も削除しておこう。 だいいち、自分が考えていたのと少し事情が違った。 「総理のために連日、一生懸命、頑張ってもらっているのだ」と自分に言い聞かせた。 

 あーあ、依然として「総理に迷惑をかけてはいけないシンドローム」を克服出来ていない。(苦笑) 嫌だな、このバランス感覚みたいのが!(ため息)

 いずれにせよ、「官僚の対応に腹が立った」なんて大した話ではない。 本当はこのブログで内外に発信しなければならない「もっと重要なメッセージ」があった。 が、こちらは(いろいろなひとの立場を考えて)封印した。 

 詳しいことは書かないが、これだけは言っておきたい。 世の中には、(たとえどんな事情があろうと)「穏便に済ませてはいけないこと」がある。 自分が責任者だったら、断じて許さなかっただろう。(怒X20) 20年間、国会議員をやってきたものとして、心の底から情けなく思う。 本当に恥ずかしい!

 というか、やけに物分かりのいい自分自身に対して無性に腹が立つ! 自民党の長老や参院の実力者に真っ向から逆らって、正しいと思ったことを言い続けてきたのに! いつから、こんな物を言わない、つまらない政治家になってしまったのか、と。 なんだ、このザマは!!(怒X30) 

追伸:20時から、BSフジの「プライムニュース」に出演した。 沖縄の基地問題について議論した。 他の2名のゲストは、前泊博盛・沖縄国際大学教授と海洋政策のスペシャリストである山田吉彦・東海大学教授だった。 

 翁長知事の国連人権理事会での発言、普天間基地(辺野古移設)をめぐる今後の展開、沖縄振興や基地負担軽減等の問題について突っ込んだやり取りをした。 2時間がとても短く感じた。

 正直言って、前泊教授とは全く噛み合わないと思っていた。 が、(見方は違っても)いろいろ勉強になった。 山田教授の分析も(相変わらず)説得力があった。

 ひとつ良かったと思うのは、番組の中で、前日に発足した「沖縄の基地負担軽減をみんなで考える有志の会」の目的を説明する機会があったことだ。 島尻安伊子代表とも相談の上、10月中に会のメンバーで沖縄を訪問したいと考えている。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」