「ヒッチハイク禁止」の標識。
国土が広く、公共交通機関が未発達のナミビアでは、
ヒッチハイクが日常的に行われているんだそう。
ここはアフリカ。
日本では考えられないような標識も満載です。
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2014年10月17日~2014年10月26日
Republic of Namibia(ナミビア共和国)
10月19日 首都Windhoek→Opuwo
首都Windhoekから北へ、目指すはOpuwo(オプヲ)という町。
移動に使ったのは、
Combi(コンビ)と呼ばれるローカルの人たちが使う乗り合いバス!
“乗り合い”なので、いつ出るかは乗客の集まり次第。
なので、定員が集まるまでひたすら待ちます。
待っている間にやってきた売り子のお兄ちゃん。
みんなこぞって買っていたのが
スモ―キーと呼ばれる冷たいソーセージみたいなもの。
試しに買ってみたら、これがめっっちゃ美味しい! 肉の味が濃い!!
何の肉かはよくわからなかったけどクセや臭みはなく、
もう1本欲しいぐらいでした!
この日は、待ち時間2時間ほどで出発。
車内の雰囲気はこんな感じ。
そして、大音量のナミビアンミュージック!!
青く広い空、乾燥した大地、2~3mはある大きな蟻塚。
地平線の彼方まで続く真っ直ぐな道路。
首都WindhoekからOpuwoまでは約700km。
なんと東京~青森間よりも長い距離をこのコンビで移動!
外の気温は35度。エアコンなんてものはなく、もの凄く暑い。
暑いので窓を開けると、
ドライヤー並みの熱風とともに大量の砂ぼこりが舞い込んできて
慌てて窓を閉める。
暑い。。。
めちゃくちゃ暑いのに、、、 不思議と汗をかいていない。
ナミビアは乾燥が凄くて、汗をかいても瞬時に蒸発してしまうらしい。
気がつくと、唇はガサガサ。腕や脚は皮膚の表面がひび割れしてウロコ状態。
これがあと10時間。。。
砂まみれのペットボトルに入った生ぬるい水で喉を潤し、
窓の外の変わらぬ景色をぼんやりと眺めていた、、 そのとき!!!
( д)゚゚
な、なんと
ダチョウと並走ーーー!!!!!
道路脇をダチョウが次々と走って行く。
そう、ここはアフリカ。
牛、ヤギ、ロバの道路横断は当たり前。
バブーン、オリックス、インパラ、イボイノシシ、、、
さらには、
私「うわあぁああぁああ!!! キリン、キリンだああぁあ□○※▽・・・!!!!」
もうね、見つけるたびに大興奮。
車内の人たちはそんな私のリアクションに大興奮。
みんな動物を見つけるたびに私に教えてくれて
そのたびにドライバーさんは運転速度をゆるめてくれて
いつの間にかコンビはサファリツアー状態にw
私「あ!!あれは、スプリングボッ・・・」
やだ、うそ、、、
、、、よぎった。今、完全に頭をよぎったよね
きのう食べたスプリングボックのお味が!!!
美味しかったな~、、、 じゅる。
時刻はちょうどおなかもすいてくるお昼前。
コンビは大きな町へ。。。
【コンビの乗り方】
コンビ乗り場があるのは、
首都北西部のKatuturaという旧黒人居住エリア。
町の中心からは3キロほど離れているし、貧困層が多く住む危険な地区なので、
乗り場までは明るい時間にタクシーで行き、あまりその場から離れないこと。
Windhoek市内からKatuturaまではタクシーでN$10~20。
行き先によって乗り場が分かれています。
Opuwo行き直通コンビは、Single Quarts。N$230
Oshakati行き(乗り換えてOpuwo)コンビは、Monte Christ。N$200前後
コンビを見つけたら
乗客名簿に名前と電話番号を書き、料金を支払う。
あとは乗車人数が集まるまで、ひたすら待つ。
この日私は
朝7時に直通コンビ乗り場に行き、朝9時頃には出発。
夕方頃にはOpuwoに到着、所要時間は約10時間。
比較的新しい車体&安全運転なドライバーで、事故やバーストもなし。
乗客は多くが女性という、かなりのラッキーコンビでした。
ただ、一般的にコンビは運転が荒いため事故が多く、
犯罪被害に遭う可能性もあるので注意が必要です。