151010 Juice=Juice Special Code | カバオの現場探訪記

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10月10日はJuice=Juiceの日!

ということで、Juiceのホールコンに行ってきました。以下、セトリバレあります。

会場は江戸川区総合文化センター大ホール。初めて行ったホールでしたが、傾斜が大きく後方でも見やすかったですね。昼夜とも20列より後ろだったんですが、中野より近く感じました。

昼公演。会場入ってまず、ステージセットに目が行きました。2階建てで2階部分が広く、中央にもドアがあってなにやら仕掛けがありそうな気配。2日間4公演にしては、かなりお金かかってました。

公演始まると、初っ端から飛ばし過ぎじゃない?というくらいの気合い漲るメンバー。特に高木紗友希は、2曲目のMagic of Loveで声量がありすぎてマイクやスピーカーの限界を突破して音が割れていました。

この辺は、PAのミスもあるんでしょう。いきなり余談ですが、カメラのスイッチングもミスが目立ちました。PAのスタッフが若手ばかりだったというレポもありましたが、メンバーと一緒にスタッフにも成長していって欲しいですね。

さて、コンサートはのっけから連続4曲5曲は当たり前、息つく間もないセットリストが展開されます。自己紹介すら、まるで曲間にメンバー紹介するバンドみたいにMoLのイントロに乗せてきました。

アルバム曲中心で定番シングルもかなり外していたCode 1に比べて、ホールで普段来ないヲタがいることも考慮してか、シングルの比率が高くなってました。

ただ、見所はどちらかというとアルバム曲でしたね。愛・愛・傘の傘を持ったパフォーマンスとか、GIRLS BE AMBITIOUSの画面に出るコールとか、演出もふんだんに盛り込まれていました。

ほかにも、上下するステージを使ったり、セットの中に入ってシルエットでソロダンスパートをやってみたり、全体として短期間の準備なのによく錬られていて、メンバーとスタッフの意欲がうかがえました。

パフォーマンス面で非常に印象的だったのは、煽りの良さですね。ソロパートが多くコールも当然たくさんあるんですが、ヲタとメンバーがしっかりやりとりしていました。先日のモーニングのツアーで物足りなさを感じた部分だったので、とても楽しかった。

マイクを向けるだけじゃなく、耳に手を当てて聞くポーズをする、腕を動かす、跳ぶ、いろんなバリエーションがありました。コール厨としては、届いてるのがわかるのは気持ちが盛り上がるんですよね。

またまた余談ですが、田中れいなは煽りが本当にうまいです。声の煽りも身振り手振りも、形通りではなくちゃんとヲタとコミュニケーションしています。モーニングに限らず、最近の若手メンにうまい子がいないのが不満でしたが、昨日は満足できました。さゆきは、こういう部分でも尊敬するれいなに近づいてきてるな、と思います。

それと、触れなきゃいけないのは金澤朋子の不調でしょうね。

昼も動きが重くて、手すりにつかまって階段上るような状態でしたか、夜はダンスなし、階段の上り下りなしのパフォーマンスに。脚や肩に故障を抱えているようで、心配です。歌でも、パートの頭で声が出ないことがしばしばありました。

しかし、それが結果としてJuiceの底力を見せ付けた部分もありました。

夜公演の『ロマンスの途中』
ステージ2階で
宮崎・高木・宮本・金澤・植村
の並びが
宮崎・高木・□□・宮本・植村
になった場面。

サビの「すごい やばい」は本来「すごい」で高木金澤が、「やばい」で宮崎宮本植村が右腕を振り上げるわけですが、かりんちゃんがかなともの振り付けを踊ることでさゆきとのシンメトリーを維持していました。

ほかにもこういう場面はいくつもありました。かなともが見えるように場位置を調節したり、後ろまで走って一緒に煽ったり。固定の場位置だけじゃなく、振り付けや動き方まで変えて柔軟に対応する実力には脱帽しました。

Juiceは220公演のツアーの最中ですが、台湾と香港で海外公演を成功させ、ドラマ『武道館』の主演も決定しました。かなり勢いがついてきたといっていいでしょう。

それこそ、武道館公演をやる直前、2013春ツアーTREASURE BOXの頃の℃-uteを彷彿とさせます。とにかく、今見ておいた方がいいです。この上り調子の輝きは格別です。

とはいえ、かなとも以外のメンバーも多少なりとも万全ではない部分があります。体には気をつけてほしいと切に願っています。