2015年6月26日

 昼12時から「自民党知的財産戦略調査会コンテンツ小委員会」に出席した。 著作権に関する「フェアユース」(柔軟性のある規定)についての4回目のヒアリングだった。 気鋭の法律家(大学教授)から、導入の必要性について聞いた。 これまでで最も説得力のある説明(賛成意見)だった。 次回からは、議員立法に盛り込むべき「具体的な条文案」に基づいて議論する。

 前回と前々回の関係団体からのヒアリングには(日程が合わずに)出られなかった。(無念) が、今日は万難を排して足を運んだ。 そりゃあ、そうだろう。 今回のコンテンツ小委員会における「柔軟な規定」に関する再検討は、山本一太の強い提案で始まったのだ。 言い出したからには、最後までしっかり後押ししなければならない! 

 小坂憲次小委員長が最初の会合でこう言った。 「これをやり遂げるためには、政治家山本一太の突破力が必要だ。援護射撃をお願いしたい!」と。 

 過去2回の会議に出られなかった分、何度も発言した。 最後は次のように締めくくった。

 「この『柔軟な規定』は、イノベーションに対する日本人の認識を変えられるかどうかという点で象徴的な問題だ。文化庁は努力したが、(これだけ関係業界の反対が強かったら)前に進められないのは当然。文化庁を責めても仕方がない。最後は政治主導で風穴を開けるしかない!」

 「次回からは、具体的な条文案を踏まえて、いかなる反対意見が出るかを想定し、そうした見解への反論を練り、かつ業界の不安を取り除く(=ウィンウィンが可能なことを理解してもらう)ための方策を話し合いましょう。もうその段階に来ている。小坂小委員長、よろしくお願いします!」


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」