【閲覧注意】かなり強烈な動画で、見た後に学校や仕事に行きたくなくなる人もいるかもしれません。閲覧の際はご注意ください。




CHILDREN 【自主制作アニメ】  



この動画が、英語でシェアされているのを見つけました。YouTubeで確認すると日本で制作された動画のようです。(トライデントコンピュータ専門学校グループ制作)

セリフがないので、そのまま世界中で観られているようです。














もちろん学校もこんな暗い側面ばかりでもありませんが、しかし確実にこういうダークサイドはありますね。

私は日本で教育を受け、今はイギリスに住んで娘はこちらの小学校に通っていますが、日本と比べるとイギリスの学校はなんとも緩いなと思いました。

日本の学校と比べて楽しいイベントも多く、制服や髪型などもかなり自由なんですよね。日本のあの厳しさは一体、何のためだったんだろうと思うほどです。

勉強にしても、日本は詰め込み型でインプットばかりです。テストは四角の中に正しい言葉を埋める方式で、厳格に定められた規定の答えと違っていたら「不正解」とされるものばかりでした。

しかし娘がもらってきた宿題を見ると、算数にしても英語にしても、テーマがあってそれについてまとめるものが多いようです。算数では穴埋め方式の問題もありますが、それも日本ほど厳格でもありません。

一応、教師が求める「スタイル」や「採点チェックポイント」はあるようですが、与えられた答えを探すのではなく、自分が考える答えを提出すればよく自由な表現もかなり認められていて、こういう教育システムでは「自分で考える力」は着実に育つだろうと思います。

(ただイギリスの教育(公立)では緩すぎたり、あるいはインプットが少なすぎるようにも思えるので、ある程度は自宅でサポートしてバランスを取ってはいます。また、学年が上がるにつれて要求された答えを出すような勉強が増えるようです)


しかしそんな学校が比較的緩いイギリスででも、この日本のアニメを見て共感を感じる人もいるようです。

もちろん、こちらの学校でも日本ほどではなくとも「全体主義的」「権威主義的」な傾向はあります。また優越を決める機会も多く、点数で子供が評価され、競争が当たり前の社会の基盤となっています。


もちろん全体的な調和も大事ですが、その調和を重んじるばかりに各人の個性の大部分が必要以上に否定されることで、そのような個性や才能が潰される可能性もあります。全体の利益という点でみても、それでは損ではないかとも思いますが。




「学校と刑務所の共通点」



・権威主義的(独裁的主義的)な構造

・服装規定

・沈黙と秩序が強調(重視)される

・負の強化 (詳しくはこちらから→リンク

・列を作って歩く

・個人の主体性の喪失

・自由の制限

・意志決定のインプットがない

・歩く時間、食べる時間などが定められていて強制化されている






このように学校と刑務所を比較してみると、学校は個人の幸福を実現するために必要な「教育を行う機関」ではなく、反抗せず、指示に黙って従う優秀な労働力養成機関のようにも思えますね。

私たちが普段「自分は自由だ」と思っていても、実はその自由という概念がすでにかなり制限されているようです。

報道の自由や言論の自由などは当たり前に存在しているようですが、実はあまり自由でもありません。また思想の自由も当たり前に存在していると思われていますが、実は思想の枠組みが、学校や親からの教育、メディアなどからの影響ですでにかなり制約されてもいるのかもしれません。

もちろん多くの人間がいる社会では、各個人が衝突し合わないようにある程度の制約(規則、法律)は必要かもしれませんが、今存在しているほどの制約は本当に必要なのでしょうか?ルールが多すぎて、ルールが一人歩きしているようにも思えます。






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【追記】

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