昨日は520人が乗っていた日航ジャンボ機が群馬県御巣鷹山に墜落してから30年になり、追悼慰霊式が営まれている。

「金属疲労」という言葉が登場したが、ボイスレコーダーから機長が必死の操縦をしていることが伝わってくる。

飛行機事故としては史上最悪の事態となったが、その中で最後の最後まで職責を全うしようとした機長はじめコックピット、スチュワーデスが命をかけた頑張りを忘れてはならない。

あれから30年である。あの時、私は衆議院議員になり2回目のお盆で帯広市緑ヶ丘の夏祭りに参加していた。

飛行機がどこに墜落したかが判らないという最初のニュースだったことを想い出す。この30年の流れをしみじみ感じたものである。

翁長雄志沖縄知事と菅官房長官が昨日、一時間会談している。

前回、沖縄で両氏が会談した場所はホテルであった。今回は県庁である。ホテルと県庁では大きな違いである。たかが場所と思う人もいると思うが、会談では場所がどこになるかは重要である。今回は菅官房長官が沖縄に敬意を表した形である。

昨年、翁長知事が誕生した時から沖縄の声にもっともっと思いを持ち、耳を傾けていたならば別の展開もあったことだろう。

沖縄、政府、お互いに大きな距離があり溝は埋まらなかったと会談について報道されているが、これから事務レベルを含め4回会談が行われるそうだが、沖縄の声を十分聞き、沖縄の思いを十分受け止めた方向に進むことを願ってやまない。

今日からお盆。足寄町大誉地の実家に行き、お墓参り。来るたびに故郷から人がいなくなり淋しい限りである。

「地方創生」と言葉は躍るが、現実は全く逆の流れである。地方に人が住み、人が働くことのできる環境を作ることが、真の地方創生と考えるものである。