数年前に読んだ本で、
とても印象深かった一節があります。
茂木健一郎さんの
脳を活かす勉強法/茂木 健一郎
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この本。
その中に、
茂木さんがかつて学ばれていた、
イギリスのケンブリッジ大学にある
「トリニティカレッジ」のお話があります。
たまたま、
その一節をまるまるアップしているページがありました。
トリニティカレッジの思想は「変人であることの自由」です——茂木健一郎さん
この「トリニティカレッジ」においては、
変人でない方がヘン(笑)。
普通の人達の中で
浮いてるように感じた私ですが、
きっとここにいたらごく普通の人
(つまりここではヘンな人)
なんでしょうね~。
ややこしいですね(笑)。
いや、ひょっとして
このトリニティカレッジにいたら
才能がバクハツして
天才になっていたかもしれません。
…っていうのは
夢物語でしょうか?(^-^)
でも、思うに
どんな人にも、
どこかしら奇人変人要素は
きっとあるんだと
私は思います。
(もちろんいい意味で)
でも、
人は社会的な動物。
命を守るという本能的な欲求のため、
集団からあぶれることを
必要以上に恐れるんです。
特に日本においては、
集団と違う行動を取るということは
=集団からあぶれやすい
=命の危険
という風に
無意識に連想されがち。
でも、
それは本当は過去の時代に
行きていくためにつくりだした
危険回避システムであって、
現代では冷静に考えたら、
人と違うくらいで命の危険にはなりませんよね。
でも
ちょっとドキドキするんです。
でも
ちょっと恥ずかしかったりするんです。
でも
ちょっと人と違うことをするのに
勇気がいったりするんです。
よね。
ひょっとすると
才能を開花する人って
トリニティカレッジに行かずとも
人と自分とが
違うことに気づき
違うところを磨き
それを出すことを恐れなかった人
に、違いないです。
ただそれの継続なんですね、きっと。
大丈夫、
変人でも死なないから(笑)。
と自分に言い聞かせるのでした…。