TPP大筋合意は日本経済成長力強化の追い風〜外交交渉に不可欠なのは安定した政権基盤

２０１５年１０月５日

　１９時過ぎ。　新幹線で東京に向かっている。　午後から高崎と前橋を回った。　山本一太の企業後援会に新たに入会してくれた経営者の方々を中心に挨拶回りをやった。　

　ビジネスの現場を見せてもらうことで初めて臨場感が湧く。　人間関係を深めていくための大事なプロセスだ。

　ほぼ全ての新聞が朝刊１面で、「TPP交渉、大筋合意の方向」と報じている。　最後まで難航していたバイオ医薬品をめぐる米国と豪州の協議が妥結するメドがついたようだ。　安倍政権にとっても、日本経済の再生にとっても、「大きな追い風」になることは間違いない。　経済成長力の強化はもちろんのこと、外交戦略上も大きな意味を持つ。

　甘利経済財政・再生担当相の粘り強い奮闘に心からの敬意を表したい。　甘利大臣、本当にお疲れ様でした！　

　今回、日本政府が（米国政府と共に）TPP交渉妥結（正確には大筋合意）のための牽引役を果たすことが出来たのは、日本政府のTPP交渉推進のキープレーヤーである甘利大臣が途中で変わらなかったからだ。　すなわち、安倍内閣の政権基盤が安定していたからに他ならない。　足下が不安定な政権は、必然的に「外交交渉力」が弱くなる。

　安倍内閣はまた1つ、大きな仕事を成し遂げた。　あ、間もなく東京駅のアナウンス。　


◇山本一太オリジナル曲：
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」