大きなアクセントとなるH鋼支柱にアルミルーバーが備わっています。

植木も多く、塗膜は既に外部用としては役目を終えた合成樹脂調合ペイント。
5年耐久がやっとの昭和の技術です。。

平成に入りウレタン樹脂ややシリコン樹脂が主流の中ですから、最低でも1液ウレタン位は塗って欲しかった(ウレタンも時代遅れになりつつありますが)。


現代の塗料には殆ど防藻・防カビ機能が備わっていますが、時代遅れの塗料にはその機能はなく、お陰でカビや苔・藻が大量発生。

植木のある箇所は除菌処置から始めました。


ルーバーをはずすと激しい汚れ。。。

除菌処置・洗浄後。


洗浄前。

除菌処置・洗浄後。


洗浄前。

除菌処置・洗浄後。


全体錆止め。
2液反応硬化エポキシ樹脂錆止めを。


仕上げは2液反応硬化アクリルシリコン樹脂。

昔、セラミックハイブリッドシリコンを使いましたが、チョーキングが起こるため、今はアクリルシリコン樹脂仕上げとしています。




順次、ルーバーを復旧します。 

外さずに済めば良いのですが、今回は徹底的に作業をするため、すべて取り外しました。

ルーバーは全部で182本、ビスは728本。
取り外しも復旧も大変ですが、すべてはお客様の笑顔のためです。

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