『収支報告書を提出しない、頑張れ日本! 全国行動委員会』 | ScorpionsUFOMSGのブログ

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『収支報告書を提出しない、頑張れ日本! 全国行動委員会』

さるH27/11/27にH26年分の政治団体の政治資金収支報告書が総務省HPにて公表されましたが、その中に「頑張れ日本 全国行動委員会」(以下、頑張れ日本)の収支報告書はありませんでした。

頑張れ日本はH25年分収支報告書もまだ公表されていないため、H25年分とH26年分を合わせて“2年連続の収支報告書未提出”となり、これは本来、政治資金規正法違反”に該当し、政治団体としての届け出の取り消し、強制解散などの罰則を受けることになります。
ところが、頑張れ日本が罰則を受けることは、どうやらなさそうです。

■恒常化した提出遅延
総務省に問い合わせしたところ、頑張れ日本のH25年分の提出自体は、今年H27年3月にされており、いま精査中であるため公表に間に合わなかったことが判明しました。
この場合、2年連続収支報告書の未提出には該当しないことになります。

しかしながらH26年3月末までに提出しなければならないところを“1年も遅らせてから”やっと提出していたことになります。
しかもこれは今年に限ったことではなく、恒常化している状態のようです。

(本来の提出期限:期 実際の提出日:提 総務省HPでの公表日:公)
H23年分→ 期:H24/3/31 提:H24/12/17 公:H25/11/8
H24年分→ 期:H25/3/31 提:H25/11/20 公:H26/8/29
H25年分→ 期:H26/3/31 提:H27/3/末  公:???
H26年分→ 期:H27/3/31 提:???   公:???
※総務省HPより

■提出遅延による問題点、他者への批判の矛盾
必要以上に時間をかけ、遅滞して収支報告書を提出するということは、第三者から見てどういう疑惑をもたれることになるか、水島氏自身も知らないわけではないでしょう。
実際、田母神氏への批判でそれを自ら証明しているではないですか。

-以下引用-
【桜特捜班】田母神事務所政治資金横領事件は、組織ぐるみの犯行である[桜H27/3/19]
https://www.youtube.com/watch?v=gra8MQzEHnM&feature=youtu.be
(報告期日までに)いろんなこと出来るわけです。お金を充当する。領収書、いろんな形で。そうして問題がないようにこうならすことが。選管の方は数字が合っていればこれでOKしちゃうわけですよ。どこで消えたのかわからないようになってしまうんです。

【桜特捜班】もはや刑事告訴は既定路線、面談実現とのバーターに非ず[桜H27/5/4]
https://youtu.be/zgF9TayTIuo
(水島)だいたいその領収書で何とか誤魔化したり、はっきり言うとパクったお金を元に戻したりとかね、色んな操作をやって。
(前田)こんなもん文書偽造、逆に犯罪になっちゃう。
(水島)そうですよ。だから悪質だっていうことを私は言っていきます。

【桜特捜班】逃げ切れると思うのか?田母神氏の通帳未公開と花田氏との話し合い。粛々と司法手続きへ。[桜H27/5/21]
https://youtu.be/EtNVLtD1bsA
しかし今、領収書を必死になって全部を用意してなんとか政治資金規正法とね収支報告書に、そういう形で出す予定になっているだろうと。
ギリギリもう、チェックできないような、収支報告書を出した状態で、細かいことを見せろというとそれはもう選管に出したから、ということを言いかねない。
(引用おわり)

■「安上り」と「クリーン」を混同している水島氏
水島氏はよく自らが関わった選挙について「我々が一番クリーンに戦った」などと評することが多いのは、チャンネル桜を知る方はよくご存じのことだと思います。

そもそも何をもって「クリーン」と言っているのかよく分かりませんが、どうも水島氏の発言を聞いている限り、ボランティアなどを上手く使い、支出を抑え、選挙費用を少額に留めた“安上り”の選挙運動を行なったことを称して「クリーン」と発言しているように見受けられます。

現に都知事選に要した費用は、14/3/27付の読売新聞によると、
細川護煕 3,712万 舛添要一 2,580万 田母神としお1,182万 宇都宮健児 1,182万
と、細川護煕元首相のおよそ3分の1しか選挙資金を投入していないことがわかります。

それが本当に「クリーン」だと言えるのでしょうか?

少なくとも個人的には、候補者が“当選”と言う唯一最大の目標を達成するために、かけるべきところに資金、人的リソースを投入し、当選という結果を得ること、それらに投入した資金、かかった諸経費が法の範囲内で適切に行われたものであることを証明するために、適切な会計処理を行い、定められた期日内に報告することが「クリーンな選挙」といえるのはないでしょうか。

定められた提出期日すら守れない政治団体の活動なんて、クリーンでも何でもないと言えるのではないでしょうか。