産地めぐり 山城屋熊本県産原木椎茸 | 献立・レパ-トリ-に♪山城屋の乾物料理ブログ

産地めぐり 山城屋熊本県産原木椎茸

山城屋が取組している椎茸の栽培現場は熊本県

県下に阿蘇山を有することから、火の国熊本と呼ばれたりしていますが、現場周辺はこんなのどかな場所です。



ここから少し離れた小山という地域にあるホント小さな山が栽培現場です。


山に入るとちょっとひんやり、湿度が高いような・・・

椎茸の生育には木漏れ日が最適です。上空の木もきれいに管理・伐採されていました。

現地の人曰く「椎茸の生育によい温度・湿気・自然」がここにあり、そのため昔からここで栽培をしているとのこと


原木椎茸は自然環境の中で育てるので収穫できるまでものすごく時間がかかります。

な、なんと、1年半~2年、まずはほだ木という椎茸を栽培する木に菌を打ち込み



日光、風、温度、湿度のことを考え、椎茸の生育に良い場所に並べてます。


このほだ木は98%が熊本県で大分県が2%

海外でほだ木に菌を打ち込んで、それを輸入し日本で育てるものもあるとか

うなぎの稚魚は海外である程度育ってから日本で・・・ようなものですね

熊本県産の原木栽培しいたけは、クヌギなどの木を伐採して作るほた木(原木)に種菌を打ち込んで育てます。
栽培中に必要とするのは、原木の養分だけ。
自然のままの森林の中で太陽と大地、水の力を得ながら、四季の変化を利用して育っています。自然と時間が、しいたけに肉厚で十分な歯ごたえと、独特の風味をもたらしているのです。



ほだ木の太さごとに列管理しており、非常に清潔感を感じるほだ場となっています。
生産者が愛情を込め、手間をかけて育てる間、しいたけには農薬も肥料も一切用いることはありません。


このように、椎茸栽培に適した環境で、椎茸をこよなく愛する生産者さんによって作られた熊本椎茸は、本当に美味しいです。

収穫した生しいたけは色や風味をよくするために半日程度天日乾燥をし、椎茸の成分を壊さないように40~60度の低温で8時間ほど機械乾燥、品質規格に基づきランク仕分けを行います。

こうして仕分けられた椎茸は殺卵のためマイナス30℃で一週間保管、その後は品質保持のため18℃の倉庫で大切に保管されます。


厳しい品質管理のもと、新鮮なうちに消費者の方に届ける流通システムが確立しています。





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後世へ伝統ある乾物文化をつなぐにあたり、レシピのご利用深く感謝申し上げます。








 



 



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