子どもは、人への接し方をどこから学ぶのか | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

こんにちは!

 

ハンサムおかん☆きよみんです。

 

 

 

 

「初めての道やし、しゃあないなぁ。」

 

 

 

 

 

 

土曜日の朝、

 

 

 

 

修学旅行に出発する長男を、

 

 

友達との待ち合わせ場所に

 

 

送っていくことになっていました。

 

 

 

 

待ち合わせ場所は、

 

 

 

 

行ったことのない駅の

 

 

ロータリー。

 

 

一応ナビがあるので、

 

 

それを頼りに走るつもりで、

 

 

おりました。

 

 

 

 

当日の朝、

 

 

 

 

早目に出るつもりが、

 

 

結構ギリギリの時間。

 

 

早朝だし、空いてるだろうと思いつつ、

 

 

出発。

 

 

 

 

最初はとても順調で、

 

 

 

 

「これなら10分前くらいに

 

着くんじゃない?」

 

などと言いながら

 

 

走っていたのですが、

 

 

あと少しで到着!

 

 

というところで、

 

 

左折するところを直進してしまい、

 

 

「え~~っ!!」

 

 

と若干パニックになるおかん。

 

 

 

 

そのとき長男が

 

 

 

 

「初めての道やし、しゃあないなぁ」

 

 

ってポツッと。

 

 

えぇ!?
今なんと

おっしゃいまして??

 

 

まさか長男の口から、

 

 

そんな優しい言葉が

 

 

飛び出してくるとは

 

 

思っていなかったので、

 

 

焦りつつ、おかん感激。

 

 

必死で走りながら、

 

 

涙が出そうでした。

 

 

 

 

小さい時から

 

 

 

 

人のことを

 

 

思いやったりするのが

 

 

苦手だった長男。

 

 

結構その部分で

 

 

お友達とケンカしたり、

 

 

次男とケンカしたり、

 

 

していたのですが、

 

 

やっぱり成長していました!!

 

 

 

 

そしてこの、

 

 

 

 

「何かあったときに責めすぎない」

 

 

という対応は、

 

 

コーチングを学んで

 

 

子どもに対して

 

 

私ができるようになったこと

 

 

でもあります。

 

 

 

 

子どもがお友達や兄弟と

 

 

 

 

ケンカになったりするとき、

 

 

その言動を責めるだけでは

 

 

解決しないと

 

 

私は思っています。

 

 

 

 

「そういう言動をすると

 

 

 

お友達はイヤな気分になるよ」

 

ということは伝えられるけれど、

 

 

じゃあどう接すればいいのか。

 

 

ということは

 

 

親が実際の行動で

 

 

伝えていく部分も

 

 

大きいと思うのです。

 

 

 

 

「人の気持ちや状況も考えてあげて」

 

 

 

 

と子どもに言っている親自身が、

 

 

子どもの失敗を

 

 

とことん責める人だったら、

 

 

子どもは

 

 

親の言葉より

 

 

その態度から学ぶでしょう。

 

 

 

 

普段から子どもの失敗に対して

 

 

 

 

「○○だから、そういうこともあるよね」

 

 

「○○だから、しょうがないよね」

 

 

と本人の気持ちや状況を汲んで

 

 

必要以上に

 

 

責めすぎないこと。

 

 

それよりも、

 

 

次はどうするのかを

 

 

一緒に考えること。

 

 

それがとても大切だし、

 

 

子ども自身はそういう

 

 

自分にされた対応を

 

 

とてもよく見ていて、

 

 

そこから学んでいきます。

 

 

 

 

もちろん、

 

 

 

 

してはいけないことを

 

 

してしまった場合は、

 

 

「叱る」ことも必要ですが、

 

 

その際でも

 

 

本人の気持ちは、

 

 

ちゃんと受け止めたいと

 

 

思うようになりました。

 

 

 

 

子どもにとって親は

 

 

 

 

人生で一番最初の先生。

 

 

人との接し方は

 

 

親の言動から学んでいきます。

 

 

 

 

だからこそ、

 

 

 

 

「こうあってほしい」

 

 

という人に

 

 

親がまずなれるように

 

 

する必要があるのですね。

 

 

 

 

 

 

結局

 

 

 

 

 

 

道を間違えたけれど、

 

 

ラッキーなことに

 

 

すぐ元の道に戻れて、

 

 

予定の時間より

 

 

少し早めに到着。

 

 

朝ごはんを買うために

 

 

コンビニに寄る時間は

 

 

なかったけれど、

 

 

これで確実に

 

 

リムジンバスに乗れる。

 

 

 

 

ほっとして長男を置いて、

 

 

 

 

また自宅まで

 

 

ナビを頼りに帰りました。

 

 

 

 

そして数時間後、

 

 

 

 

長男から

 

 

「無事出国しました」

 

 

という連絡が

 

 

入りました。

 

 

 

 

そして今日は、長男の

 

 

 

 

シンガポール最終日。

 

 

明日の朝には

 

 

帰ってきます。

 

 

 

 

どんなお土産話を

 

 

 

 

持って帰ってくれるのか

 

 

おかんはワクワクしながら

 

 

待っています。