みなさんに突然のご報告です。


私、秋山ゆりかは本日2015年8月10日をもって、チャオ ベッラ チンクエッティを卒業することにしました。いきなりの報告でごめんなさい。
何度も、何度も、何度も考えてこの決心に至りました。

私の中でこの9年間の芸能活動にちょっとづつ、違和感を感じていたのは去年の中野サンプラザが終わってからでした。
自分のこれからの人生を考えていくと、違う可能性を考え始めている自分がいました。

そんな中、環境が変わり、どんどん活動のスピードが上がって行く中で、他の4人のメンバーとの温度差が少しずつ広がっていくのを感じていました。
これからますますグループとして大きくなっていくチャオ ベッラ チンクエッティ。
そこは私の居場所ではないんじゃないか・・
この半年間悩み続けました。
このままやっていても、これからの苦難に立ち向かえるかどうか分からない。そんな自分も許せない。

みんなに迷惑をかけるわけにはいかない。ファンの皆さんにも申し訳ない。

みんなが本気だからこそ、本気で考えた。

グループを結成して9年間
この業界に入って11年間

ぶっちゃけて言えば活動の中の8割はつらくて、楽しかったのは2割。。つらかったことが大半を締めているけどその2割の楽しいが【特別】だったから、そのためにがんばってこれました。

私の人生において音楽は必用不可欠で、ひとつひとつの音と言葉に深い意味があって、口下手で自分の感情を素直に表現することが苦手な私は、歌に助けられてきました。
歌で、気持ちを届けてきました。

山あり谷ありなこの活動。
ときどき酸素が無くなったかのように苦しくて、すべて投げ出したくなる事もあった。だけど、ここまでやってこれたのは、何があっても味方でいてくれた家族。裏で睡眠時間を削ってまで動いてくれたスタッフのみなさん。この業界に迎え入れてくれて温かく見守ってくれていたつんく♂さん。酸いも甘いもなにもかも、青春時代を共に捧げてきた、家族のように大事なメンバー。
そして グループを、私たち自身を、まっすぐな真心で、熱く、支えてくれた、愛してくれたファンのみなさん。

関わってくださったたくさんの方がいたから、諦めずにやってこれました。

8年かかったけど、全国ツアーができて、中野サンプラザという舞台に立てたこと。今年になってリリースシングル初のオリコン3位入りを果たせたこと。

飽きやすい性格の私が唯一続けてこれた音楽活動。

9周年のライブ当日を迎えて……

私の中ですごく満足のいくライブでした。
とても幸せな時間でした。

これから新しい道に向かう決心がつきました。

残る4人に負けないよう、私も次の目標に突き進んでいきたいと思います。

わがままを言ってごめんなさい。

最後に、これまで応援してくださったファンのみなさん、本当に本当にありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱいです。

これからもTHE ポッシボー改めチャオ ベッラ チンクエッティをよろしくお願いします。


秋山ゆりか