【随時更新・闘犬を反対する署名あり】 ピットブルのランボー、闘犬のかませ犬だった | めー子のブログ

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どうぶつまるごと。

●虐待を受けていたピットブルが、はじめて人の愛を感じた瞬間
2016年4月14日
http://petfun.jp/dogs/18851/

 
サウスカロライナ州の農村部で、重傷を負った1匹のピッドブル「ランボー」が発見されました。寒空の下、倒れていたランボーはすぐにバクスター獣医クリニックへと運ばれ、温浴と治療が開始されました。

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おそらく元の飼い主より虐待を受け捨てられたランボーでしたが、そんな悲しい過去を持ちながらも人間が大好きで、クリニックのスタッフの方へ尻尾を振ったそうです。

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ランボーは診断の結果、様々な治療と手術を受ける必要があることがわかりました。そして、ランボーは足首から先を切断することとなったのです。

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しかし、ランボーは生きることを諦めず、クリニックでとても安心した様子でお気に入りのぬいぐるみを抱き、自力で食事も取ることが出来るようになり、今では回復に向かっているそうです。

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– 出典 – thisdogslife


その後
闘犬のかませ犬としてあてがわれていたことが分かった

●闘犬のかませ犬としてあてがわれ足を切断したピットブルのランボー


http://petfun.jp/dogs/18851/
 
以前Petfunでご紹介した、サウスカロライナ州の森の中から瀕死の状態で発見されたピットブルの「ランボー」。その後の調べから、ランボーは闘犬の「かませ犬」として使用されていたそうです。戦うにはあまりにも穏やかで従順なランボー。そのために、かませ犬としてあてがわれてしまったようです。

かませ犬
かませ犬(かませいぬ)とは、本来は闘犬において調教する犬に噛ませて自信を付けさせるためにあてがわれる弱い犬のことである。他の通称としてアンダードッグがある。
引用:wikipedia

そんな悲しい過去を持つランボーですが、元気になった姿が公開されたのでご紹介します。

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現在ランボーは専用の車椅子を持っていますが、将来的には車椅子なしでも自由に行動できるように担当している獣医さんは日々努力を続けてくれています。

– 出典 – boredpanda 




〈闘犬に関連する記事〉
●違法な闘犬によって消えない傷を負わされた犬 最後まで愛情を失わなかった姿に心打たれる
http://spotlight-media.jp/article/165742930682131347

2015年6月8日、アメリカで1匹の犬が亡くなりました。彼の名前はサム。愛する家族に看取られた最後でしたが、彼の犬生の大部分は凄惨なものでした。

悲惨な現場から救助されたサム

サムは約3年前にある悲惨な現場からアメリカ動物愛護協会が救出した犬です。サムは違法な闘犬を行っていた犯人が虐待していた犬たちの1匹でした。

アメリカ動物愛護協会が違法な闘犬で虐待されている犬を救出するために現場に到着すると、そこにはボロボロの犬小屋に太い鎖でつながれているひどい状態の犬たちが17頭もいました。

サムものその中の1匹でした。愛護団体のメンバーを見たサムは、最初おびえて隅の方にうずくまっていましたが、メンバーがサムが閉じ込められていた檻を開けるとすぐにこの人間たちは悪い人間ではないと理解してくれたのです。

闘犬という動物虐待がサムに残した傷

サムの体に残されたひどい傷跡を見たメンバーは、心底心を痛めます。サムは闘犬により元の顔が分からないほど傷つけられていたのです。サムの傷を見れば、サムが今までどれほどの苦痛に耐えてきたのか想像がつきます。

人間に散々ひどい目に会わされてきたサムなのに、こうして甘えている姿を見ると涙があふれてきてしまいます。

出典 http://www.viralnova.com

https://youtu.be/OluE-PFfbvo
愛してくれる家族のもとに

保護された後、サムは虐待された犬のための施設でリハビリを受け、サムを大切にしてくれる里親さんの家族になることができました。

出典 https://www.facebook.com

こんなに無邪気な笑顔を向けてくれる子に対して、このようなひどいケガを負わせる虐待を行うなど、人としての価値がない行為です。

最後の3年間は幸せに

写真でもわかるとおりサムはとても優しい犬です。全く闘犬には向いていません。そもそもアメリカでは闘犬は違法であり、虐待と認識されています。人間の私利私欲のために利用され、ひどい傷をおさわれたサム。人間を憎んでも当然なのに、サムは人間に信頼と愛情を寄せる優しい犬であり続けたのです。

サムの里親さんも闘犬の根絶を訴えているひとりです。

サムは保護されてから3年後、病気で亡くなりましたが、最後はたくさんの友達がサムに会いに訪れ、家族に見守れて息を引き取りました。

サムは悲惨な現場から保護された後、たくさんの人に愛され幸せに暮らしました。サムのほとんどの犬生はつらく苦しいものだったと想像できます。しかし、人間に対して愛情を失わなかったサム。たった3年でもサムが幸せに暮らせたことになぐさめられます。

サムを助け、愛した人たちに感謝します。また、こうした虐待がなくなることを切に祈ります。

日本では今もって闘犬が続けれている現実

悲しいことに日本では闘犬は違法ではありません。犬同士を戦わせ傷つけ合わせるのは、たとえ金銭をかけていなくても同じ行為です。そして、弱い犬や闘犬に向いていない犬は殺されてしまいます。

TV番組に闘犬愛好家が出演し、「犬を戦わせるのはめちゃくちゃ楽しい」と発言した際、格闘家の山本KID(山本徳郁)さんが「犬を傷つけあわせて喜ぶんだったら飼い主もなぐり合え!」と発言し、それに対して多くの賛同が集まりました。

「犬を戦わせるときは飼い主も土俵にあがって犬と一心同体で戦っているんです」。するとKIDは「あーじゃなくて、飼い主が殴り合えばいいんじゃないの?」。「それはKIDさんにやってもらって…」、「いや、僕は誰かに命令されてるわけじゃないから!」

「だから飼い主も痛みを知ったほうがいいんじゃないですか。そしたらちょっとは優しくなれるんじゃないですか」

これに対してネット上では「よくぞ言ってくれた!」、「人間のエゴだよね」、「無知じゃんって切り捨てるところかっこいい」とKIDを賞賛するコメントが殺到。

出典 http://netgeek.biz

時代遅れな日本

闘牛もそうだけど、人間の楽しみのために動物を傷つけるのは伝統文化であってもやっぱり良くないと思う。

出典 http://girlschannel.net

「闘犬愛好家の人はどうしても戦わない犬はもういらないとばかりに殺して処分してしまうです。そうですよね?」

知らなかった…これはヒドイね

出典 http://girlschannel.net

人間は自分の意志で戦うけど闘犬は自分の意志に関係なく
生まれた時から戦う訓練されて無理やり戦わされるからかわいそう

出典 http://girlschannel.net

日本人は伝統文化という言葉に弱いですが、伝統なら何をしてもいいわけではないと思います。世界の在り方も人間の価値観も時代とともに移り変わります。伝統という名の隠れみので、虐待を野放しにしておくのはあまりにも時代遅れです。動物愛護の精神においても先進国に追いつく努力をしてもいいのではないでしょうか?