【知っておきたい奨学金制度と教育ローンの違い】



平成24年度学生生活費調査”によると、

何らかの奨学金を利用している大学生(4年制昼間部)の割合は52.5%と過去最高という数値で

「奨学金利用率50%超時代」と呼ばれるほど奨学金利用率が高い時代となっていますお金



また、奨学金だけではなく『教育ローン』という国と民間のローンもあります。

教育ローンは借りやすいという利点がありますが、

保護者が返済の義務があり民間は借りた翌日から返済開始となります。


奨学金制度、教育ローンいずれも借金ですし

しっかりとした返済プランがない限りは避けたい手段です。


1999年から奨学金は無利子から有利子へと変化しましたが、

それに伴い返済額が膨らみ学生への負担も増加し返済できない奨学生が多いとも言われています。


また、奨学金を滞納すると個人信用情報機関に登録されるので、

住宅ローンを組む際や、カードなどの発行ができなくなったりと不便な状況が

生じます。



奨学金はいくらまで借りていいのか。将来の収入見込額により試算も分かれるところですが、

負担を軽減するために、家計と返済率の目安を知っておいた方がよいでしょう。

社会へ出て独立し、生活を始める場合、家計費の内訳をそれぞれ使用目的(費目)ごとに

割合を決めておくことをお勧めしています。

食費13%、住居費25%、水光熱5%、通信費6%、趣味・被服費・交際費15%、日用品3%、

保険料5%、お小遣い10%、貯蓄15%という具合です。

返済額を最優先し、貯蓄分から5%、趣味・被服費、お小遣いを抑え、返済金に充てるとした場合、

世帯収入のおよそ8%までを返済額の限度とすることが堅実ではないでしょうか。

学歴別にみた初任給は、大学院卒 23万4500円、大学卒 20万2000円(出所: 厚生労働省 平成23年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況<学歴別にみた初任給>男女計)。

大学院に進んだ場合でも借入金額がおよそ300万円までであれば、全年利のケースで返済期間20年間、返済月額1万5000円から1万9000円となり、収入に対して約8%程度の返済負担率に納まります。

(奨学金の借入、総額いくらまでなら無理なく返せる?

http://news.mynavi.jp/articles/2014/08/20/scholarship/


そのような点を含めてもし借りなければいけない状況であるなら、

コツコツと焦らず返済プランを立てつつ返済していくことが大切です。



また、少しでも早くから親が‘子供用の貯金‘を準備し見通しを立てた子育てをプラン立てて

将来の不安を軽減させたいですね。



□ 知っておきたい奨学金制度と教育ローンの違い:http://headlines.yahoo.co.jp/hl…

□ 奨学金が返せない:http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2013/04/0403.html



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