ブログテーマに<現役ボクサー向け>を追加。

今日からだけど、これでボクサーが自分に役立ちそうなとこだけを検索することもできるようになりましたと。


で。

ボクサーは皆感じてると思うけど。


ボクシングシューズ。


あれ、高い上に壊れやすくね?

種類にもよるが、土踏まずすらなかったりもする。

二万くらいするのに、どういうこっちゃねんと。


一回率直な疑問をミズノの人に聞いたことある。

が、やっぱり他の物とは、売れるターゲットやつまり数が、極端に限られてしまうため、
経費はギリギリまで削らないといけないし、定価もどうしても上がってしまうんですと。


なるほど。

しかし。

ハイ壊れました(特に足の裏の薄い部分)、そいじゃーまた新しいの買いましょう、とは
ほとんどのボクサーがならないことを俺は知っている。

99%のボクサーはアルバイトとかしながらギリギリのところで貧乏生活している。

ボクサーって判明した時点で、そいつに寄付してあげていいくらいだ。

・・・ボクサーとお金の話も、今度じっくり書こうかな・・。


というわけで、すぐにダメになるボクシングシューズの修理に挑戦してみました。

・・・決して自分が買うの普通にもったいないなと思って修理してみて、おおこりゃ
ブログのネタにでもするか、ってわけじゃ、ないんだぞ。違うからな。


ちなみに俺は、手先が不器用な方である。

逆に言えば、もし俺にできるようなら、大抵の人にできる。


$ボクサー日記

一度すでに修理したんだけど、またも靴底が磨り減って、ツルツル。

スパーで滑って使い物にならない。

んで、


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じゃじゃーーん!

いくつかでかいデパートとか回ってみたけど、結局あったのは東急ハンズ。\1155なり。
これなら貧乏なボクサーでもいける!ちなみにゴム用接着剤が\300くらいだったかな。

$ボクサー日記

ダメになったシューズの底を、剥がす。

で、ゴム用ノリをつけて、まずは乾かす。

パンク修理を自分でやったことある人なら分かると思うけど、ゴム用ノリはまず薄く塗って
乾かすのだ。

この「薄く」というのをあまり意識してなくて普通につけていったら、ノリが最後足りなかった。

$ボクサー日記


で、ノリが完全に乾いて、手で触ってもベタベタしない位になったら、ドライヤー等で
暖めて、貼り付ける。暖めた方が強力につくのだ。


貼り付けたら、ハンマーで叩いたり、ゴンゴン踏みつけたり、とにかく圧着させる。

マッサージチェアの下にシューズを挟み、さらにその上にタイヤ時計を置いた。

(・・・ちなみに、俺の部屋にあるタイヤ時計は、本物の車のタイヤを使っている。)

つま先の部分が曲者で要注意。

説明書にはサラッと「専用台金の上に置き、」などと書いてあるが、靴一足直すのに
わざわざ専用台金なんて買えるか~!

つま先の部分を挟み、踵の部分に本でもなんでもいいので挟んで、角度を調整。

つま先の部分もしっかり圧着させる。

$ボクサー日記


ちょっと脇の部分とかくっついてない所があったので、パンク修理用のゴム接着剤で
再度付け直し。


出来上がりました!


$ボクサー日記

これで使ってみてどうなったかは、またレポートしよう。


今回の反省点

○ゴムノリは薄く塗る!

○つま先は反ってる分思ったよりも面積使うので、大きめにカットすべし!


さもないとこうなる↓(笑)

$ボクサー日記

左は上手くいったが、右がつま先部分足りなかった。。

また材料買いに行ったりするの面倒だし、練習用だし、とりあえずはこのまま使おう。


というわけで、知り合いにボクサーいたらこんな方法があるよと教えてあげたら助かると思います。


○補足
ちなみに俺んちの近所にある靴修理屋に聞いてみたら、ざっと九千円と言われました。
が、コメントにもあるけれど、3000円くらいで直してくれる靴修理屋もあるみたいです。。