韓国修学旅行に関連して発生した倉吉東高校の「学校当局者による女子生徒恫喝事件」について | 匿名のブログ

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鳥取県教育委員会
 委員長 中島諒人様
 教育長 山本 仁志様
 事務局 高等学校課長様


鳥取県立倉吉東高校の修学旅行に関する学校側の対応について、保護者と思われる方からネット上に投稿がされています。その内容は驚くべきもので、「反対する保護者は無視か脅し。学校の方針に従えないなら大学への推薦はしない、と暗にほのめかされました。娘は黙るしかありません。」と恫喝により修学旅行先に関する方針を押し付けようとしている学校側の対応の非道さが訴えられています。既にネット上では多くの場面で拡散されていますが、事実とすれば学校任せに出来る性格の問題ではなく、教育委員会として対処すべき「県立高校における不詳事件」です。

そもそも海外への修学旅行については、昭和六三年三月三一日付け各都道府県教育委員会教育長あて文部事務次官通達「修学旅行における安全確保の徹底について」により、「保護者の十分な理解を得ることが必要であること」が強調されています。にも関わらず、保護者の理解を求めるどころか、大学への推薦拒否を示唆することにより保護者・生徒を恫喝するような行為、教育現場において許されるべきものではありません。

また、このような行為は県教育委員会が目指す「学校で扱う資金の適正な処理」という観点からも問題があります。修学旅行費のように保護者から学校がお金を徴収して支出を行う資金については、鳥取県教育委員会で「県費外会計ガイドライン(マニュアル)」を定め、その雛形で「修学旅行」を例として示しつつ、事業の企画・立案等に際し「保護者の共通理解」を得なければならないことが指導されている筈です。にも関わらず、投稿が事実とすれば、倉吉東高校側は、保護者の理解を得るどころか、恫喝により黙らせるという明白な違反行為、即ち「学校資金の不適切処理」を行っていることになります。

このような「文部事務次官通達違反」「学校におけるパワーハラスメント」「学校資金の不適正処理」といった各種の違反行為は、冒頭に申し上げました通り、「修学旅行を巡る県立高校の不祥事」として県教育委員会が自ら対処すべき問題です。直ちに学校に対する立ち入り調査を行って事実関係を明らかにし、行為者・学校管理者の責任追求と厳正な処分、生徒・保護者への救済措置を行うよう、強く要望いたします。


【参考】

鳥取県立倉吉東高等学校
 鳥取県 倉吉市 下田中町801 
 電話番号0858-22-5205 
 校長:河田雅志  副校長:稲毛靖  教頭:福光浩

以上