現代社会の歪みの根源
現代社会の歪みの根源は、不必要な比較や競争です。
本当の人生の目的とは何なのでしょうか。
どれだけカネを儲けたかとか、有名大学を卒業したかとか、大会社に就職できたとか、そんなことが本当に人生の役割や目的なのでしょうか。
教育の現場がどれだけ酷いことになっているのかご存じでしょうか。
夢や可能性に満ちた子供たちに向かって、競争に勝ち抜くことが全てだと考える未熟な教師が、「偏差値を高めろ!そうでないとろくでもない大学にしか入れず、ろくでもない会社に就職することになり人生落ちぶれるぞ」と叱咤し、びくつく子供たちの姿が透けて見えませんか。
「ウチの子には、いい大学に入って、いい会社に就職してほしい」と、いやがる子供たちの顔も見ずに、塾に行かせる親が何と多いことか。
「世の中、優秀な人材であることが大事」という意味合いのことを言う識者や経営者がいますが、誰にとっての「優秀」なのでしょうか。
私には、企業の利益をたたき出すための「優秀な道具」としか聞こえてきません。
人としてもっとも大切なことは、高い点数を取ることや企業の利益に貢献することなのでしょうか。
本当にそうでしょうか。
もはやそのような時代ではないことを、指導者やリーダーたち一人ひとりが意識を変え、社会の在り方を変革するべきだと切に願います。
藤井利幸
社会を変える志を持った人たちの私塾「サステナ塾」
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