筋トレの落とし穴。

落とし穴シリーズが書けるのは経験者だからでしょうか(笑)

先日、草野球をされている会員さんがこんな事を仰ってました。

「筋トレって重量(重り:ウエイト)を持ってやるものだと思ってたけど、コビーズではあんまり使わないんですね。」

筋肉は骨と骨に付いて関節を動かすためにあります。筋肉を大きく収縮させる、出来るだけ多くの筋肉を支配できる、様々な角度で使えると関節可動域や柔軟性は上がります。

筋トレをすると背が伸びないとか関節可動域が狭くなると考えている方の「筋トレ」と言う概念は野球選手に必要な筋トレの概念とは大きく違うところに向かっているようです。

正しくはコビーズでは重量も使います。その方の必要な動きを上げるために必要な刺激が足りなければ重量を使います。時にはゴムチューブだったり。もちろん適量を見極めて、です。見極め方は割愛します。

逆に言うと必要な動きを妨げてしまう筋トレはやってはいけないトレーニングの一つと言えます。ウエイトトレーニングも走り込みも、投げ込みも結果に繋がらなければやってはいけない筋トレの一つです。

実は私も若い頃、筋肥大こそパワーアップだ!と信じていました…。その結果?

体重は増えましたが肉離れを起こすし、スピードは上がらないし肘の故障も増えました。

その後、東西両医療の従事者の方々にアドバイスを頂きながら研究に研究を重ねて来ました。常識を疑い目の前の真実の裏付けを取る方法にスイッチしました。「プレーヤーは答えが先、方程式はその後に探求」と考えるようになりました。その結果?

31歳で自己最速の151km/h達成です。先発ローテーションに入りシーズンを乗り切る方法を見つけました。

成功例と失敗例の比較検証の結果、「筋トレ」と一言で表すことの危険性を学びました。


野球選手の皆さんは、適正な重量で、関節可動域を最大限に利用した大きな動作のトレーニングを心がけましょう。

出来るだけ長く、その世界を楽しみましょう!


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o(・∀・)o 「ざぁぁぁっす。」