20年近く日本酒をはじめ、酒業界を取材し、たくさんの蔵や関わる方々と信頼構築してきました。
蔵に預かってもらい、造りを学んだり、清酒アカデミーで利き酒能力の授業を受けるなど、勉強も自分なりにしてきました。
拙著『うまい日本酒の選び方』は、その集大成でした。
それなのに何の許可もなく、語尾だけ変えて、構成、テーマが全く同じパクリ本が、あろうことか500円でセブンイレブンより、本日から発売されてしまいます。
私がこの事実を知ったのは昨日。
電話で事後報告でした。
もうこちらの思いが一切届かない段階での事後報告は、あまりに非道です。
エンブレム問題を発端に、パクリ問題がこれだけ騒がれている中での出版。
販売期間が短いから回収できないと言われ、有無を言わさず著作権が侵害されてしまうのが、私は悲しくて、悲しくて、たまりません
個人は黙らされ、泣き寝入りするしかないのでしょうか?
構築してきた知識や信頼が、たった500円で…考えただけでも泣けます