毎朝、本当に気持ちのいい天気のドミニカ。
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今日も抜けるような青い空と真っ白く輝く雲が僕たちを迎えてくれました。


さて、先日受けたテストですが連絡があり「スピードがもう少し欲しかった」と言う理由で不合格でした(T ^ T) このチームのリリーバーはみんな95マイル(約153キロ)以上投げるぞ!と聞いていたのですが…現状90マイル(約145キロ)に満たない程度の僕のストレートでは合格ラインに届かなかったということです。まぁ理由はどうあれ終わった事なので次です!次っ!

ただゲームを見に行った数試合では他のチームで投げているピッチャーがみんな95マイル以上投げてるかと言うとそうでもなく、87~92くらいの投手が多いのでチャンスはあると感じています。

と言うことで次のチームでのトライアウトの段取りをしてもらい、来週火曜日(日本時間水曜日未明)に受けることになりました。


野球の世界は契約社会ですからトライアウトは面接みたいなものです。自由契約の数だけトライアウトがあります。なので特別落ち込むことでもなく、ただ前に向かって進むのみです。必要と思わせる力を表現しなくてはいけません。その上でGMや監督がチームにおいて役割やタイプなどを考慮して自分の力が必要だと思われれば契約になります。


ドミニカのウインターリーグ。
メジャーリーガー達のイカツイ高級外車が止まっている球場には毎試合メジャー球団を始め日本や韓国からもスカウト(関係者)がスタンドで調査をしています。だいたいいつも40人以上はいると思います。これだけスカウトが集結するリーグも無いでしょう。めぼしい選手の現状調査だけでなく、面白そうな選手はいないか発掘調査もされているため戦士たちも必死です。メジャーリーガーでも自由契約の身である選手は参加しています。ドミニカ人だけでなくアメリカ人選手も良い選手が沢山いますよ(^-^)

メキシコ、韓国であったテキサスレンジャースのスカウトともドミニカで再会して話が出来ました。彼らは本当に行動的です。どこにでも足を運んで自らの目で選手を評価していきます。

外国人枠は8つでアメリカ人が多いですね。各チームのキャッチャーは多くがメジャー~AAにいるアメリカ人です。それぞれ自由契約の身だったり経験値を上げるために派遣されたりここにいる理由は様々です。


付け加えておきたいのが、この「ウインターリーグ」ですがチームオーナーやファンもそうですが当然チームの勝利のために支持されチームは存在しています。日本では誤解されている事が多いようですがけして若手選手の育成の場所、などではありません。中南米の野球ファンにとってウインターリーグは母国のメジャーリーガー達が凱旋してプレーをするプロ野球なのです。だからこそメジャーのスカウト達も挙って調査、発掘に駆け付けています。

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僕自身、これまでチームメイトになったドミニカ人や外国人選手達から聞かされていたのでとても期待してやって来ましたが、正にその通り。野球のレベルも球場やシステムなどハードのレベルもとても高いリーグです。ファンにとっては熱いプロ野球シーズンであり選手にとってはこれまでの実績や人気は関係のない成り上がりの世界です。面白いですよ~!



今日は近くの公園でジョギングをしたり調整してきました。
次のトライアウトに向けて調整、頑張ります(^-^)




o(・∀・)o 「ざぁぁぁっす。」