英語・国語の長文は、5秒間、目を閉じれば読解力アップ!【受験ストレス対策講座!】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

英語・国語の長文は、5秒間、目を閉じれば読解力アップ!【受験ストレス対策講座!】

英語・国語の長文は、5秒間、目を閉じれば読解力アップ!【受験ストレス対策講座!】


「受験ストレス対策ひと口メモ」を毎日、配信中!

今まで配信した中から、こちらをピックアップし、さらにプラスアルファ解説!

【受験ストレス対策68】
英語や国語の長文の読み取り。
緊張で内容が頭に入らなければ、
5秒、目を閉じてから読み直そう!
脳の扁桃体の暴走がストップ!


解説

試験の本番では、緊張のため、英語や国語の長文が、頭に入ってこなくなることがあります。

アセリによるストレスのため、脳の背外側前頭前皮質と呼ばれる部分の機能などが低下するためです。


一行一行の意味は分かっても、文章の全体の意味が把握できなくなるのが特徴です。

文章をただ目で追っているだけで、頭には何も入ってこなくなったら要注意です。


こんなときは、5秒間ほどでいいので、目を閉じましょう。

大脳新皮質の7割くらいが、何らかの形で視覚情報の処理に関与しています。

だから、脳に入る視覚情報を遮断すると、一時的に脳がすごくラクな状態になり、こんなに短い時間でも、アセリの暴走が緩和に効果を発揮するということが分かっています。

ついでに、ゆっくり息を吐けば、さらに効果は高まります。


試験の最中に目を閉じるのは、とても勇気がいることです。

でも、
5秒間だけなら、実際には、ほとんど解く時間には影響しません。

目先の5秒を捨て、合格という大きな成果を手に入れましょう!


その他、これまで配信したアドバイスはこちら!

 

【受験ストレス対策65】
試験開始の
3時間前の時刻に、毎朝、起床する習慣を身に付ける!
脳の前頭前皮質の機能が高まるには、
3時間程度が必要になる!!

0【受験ストレス対策66】

試験中に、問題の解き方がまったく分からなければ、天井を眺めよう!
脳の前頭葉の圧迫がなくなり、一時的に発想力が高まる!

【受験ストレス対策67】

眠れないとき羊を数えても意味がない!Sheep(羊)がSleep(睡眠)に似ている暗示効果。
日本語だと何を数えても同じ!