12日投開票の統一地方選挙でなんと知事選挙の投票率は47.14%、道府県議会議員の選挙は45.05%と過去最低だったと報道で知る。どうしてこんなにも関心が低いのか。50%、過半数以上の投票率がないことは問題である。
 情報が沢山あるにもかかわらず自分の権利を行使しないとは何かおかしな現象である。
 立法府に籍を置く国民から選ばれた国会議員はしっかり考えるべきではないか。憂うるべき現状であると思うのは私一人ではないだろう。
 41道府県議会議員選挙で女性の当選者は207人で前回より27人増えている。それでも議員総定数2284議席に占める割合は9.1%で1割に満たないのが現状である。
 安倍首相は2020年(平成32年)までに指導的地位に女性が占める割合を30%にしたいという目標を掲げているが、政治の世界では難しい数値である。
 地方選挙のみならず、国政選挙でも投票率の低さがよく問題になるが、市町村の平成の大合併以来、投票所が少なくなり遠くなったことによりお年寄りは天気が悪い時など棄権をする話もよく聞かされる。
投票日には巡回バスを出すとか、隣、近所呼びかけ合って車を出すサービスを行うとか行政が知恵、対策を講じるべきではないか。
一人でも多くの参加によってより民主国家としての日本があるものと思うのだが。
 今回の道府県・政令市議選挙で元国会議員が16人も立候補し、11人が当選している。
 この中には私の秘書をし、1期衆議院議員を務めた浅野貴博君も入っている。
浅野君はまだ37歳、道議会議員として3期やってもまだ40代である。地方・地域の悩みや声なき声をしっかり聴き、政治に繁栄させて行くことに寄り次のステージに向けてのチャンスが広がってくると思っている。
それぞれ「志(こころざし)」を高く持って職責を全うしてほしいものである。