初日の自己採点は二日目の成績を低下させる!【受験ストレス対策講座!】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

初日の自己採点は二日目の成績を低下させる!【受験ストレス対策講座!】

初日の自己採点は二日目の成績を低下させる!【受験ストレス対策講座!】

今日はセンター試験の初日。

訪問診療で回っていた重度の「受験うつ」や「社交不安障害」の受験生も、なんとか試験会場に行けたという連絡がご両親から次々入り、ホッとしているところです。

「受験ストレス対策ひと口メモ」を毎日、配信中!

今日は、これまで配信した中から、こちらをピックアップし、さらにプラスアルファ解説!

 

【受験ストレス対策40】
センター試験は、二日目が終わるまで自己採点をしてはいけない!
出来が悪ければ落ち込み、出来が良ければ油断!
どちらも悪影響!


解説

一日目の自己採点をしたら、思った以上に点数が悪くて、それを引きずり、二日目もできなくなったという話は、どなたも聞いたことがあるはず。

でも、3年前、私が調査したところ、実はそれ以上に、自己採点で良い点数がとれている受験生が、二日目で点を取り損ねていました。

気が緩み、1日目の試験の疲れに脳が負けてしまうからです。

脳は、無意識のうちに、1日目で稼げた分は、二日目は怠けてもいいと判断してしまうのです。

つまり、一日目の自己採点して、良い点であっても、悪い点であっても、二日目は点数を落としてしまうということ。

いいことはないのです。

センターを受験した方、今日の「自己採点」は、明日の事故につながる「事故採点」だと思って、やめてください!


その他、これまで配信したアドバイスはこちら!

【受験ストレス対策37】
試験の前日も当日も、普段と同じ食生活を続けよう!
豪華な食事を出す母親が多いが、胃腸から緊張のスイッチが入ってしまう!

【受験ストレス対策38】

試験会場で緊張したら、全身の筋肉を、いったん緊張させ、そして息を吐きながら脱力!
副交感神経が刺激を受け、脳機能が回復!


【受験ストレス対策39】
本試験では、緊張のため思わぬ時間配分のミスをしがち。
大問ごとに問題用紙にラップタイムを書き入れよう!
時間管理能力が回復!

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