私は昔から、自分は表向きの人間じゃないな~と思っていました。


それはおそらく、物心ついたときからじゃないかと・・・。


とにかく人としゃべるのが苦手、


オトシゴロになってお友達と街へ繰り出してキャピキャピ~も


しましたけれど、結局馴染めずにいました。



流行りのものには興味が持てず、いわゆるトレンドな話題にも


ついていけないのは日常茶飯事。


だから、なるべく一人でいることが多かったのかもしれません。



でも、ピアノの発表会には毎年出演できていました。


(今考えると、よく頑張ってステージに立っていたものです。汗


毎年夏の終わりに発表会がありました。


静岡市民文化会館の大会議室だったり、


すみやの地下にあるホール(・・・なんてローカルな話題なんでしょう。)だったり。



心臓はバクバクで、周りのお友達上手に演奏するのを聴きながら、


みんなすごいなぁ~と圧倒されてばかりでした。



そんな私が音楽講師になるとは、誰も思わなかっただろうし、


自分だって想像していませんでした。



でも、やっぱりなりたかったのは先生でした。


人の波に乗るのがもんのすごく苦手な私だけど、


やっぱり人が好きなんですね。


それから、人に教えることで得る喜びを味わったことが


精神的に弱い自分の背中を押してくれたのだと思います。



だから、ね♪


私の教室に通ってくれる生徒さんの中で、


はずかしがり屋さんと接していると、もうね、他人事じゃないんです。



先週、初めてごほうびBOXからごほうびをもらったMちゃん。


生徒さんだけのページ「ひみつのお部屋」に載せる写真を


撮らせて~と言いましたら・・・


「先生、はずかしいので・・・手だけなら。。」


ということで、ごほうびどれにしようかな~と迷っている場面をパチリ。


やすこ先生の日記帳


人前で何かをすることに、ちょっと抵抗があるってよくわかる。


私はね(^_-)-☆。


別に誰に何を言われるわけじゃないけど、なんかねってね。



目立ちたくないと思っている人でも、


”誰かが喜んでくれるから頑張れる”ことってきっとある。


私が子供のころ、ステージに上がれたのは


演奏後に笑顔で褒めてくれつつ、


誰よりも一番厳しい講評をしてくれる、母の存在があったからだった。



音楽の専門家でもないのに、核心をついた一言をポロっと。


私はその優しさとするどさに、笑ったり悔しがったり、


時には恨んで泣きながら(笑)、ピアノに向かった。



講師になってからは、


何よりも生徒さんと保護者さまの、笑顔が一番嬉しいです。


音楽で自分を表現できたら何よりだよね。


それが誰かの助けになるんだったら、なおいい。


演奏し続けたい、音楽って楽しい、心の支えなんだ~って


そう感じられる大人になってくれたら、先生は本当に嬉しい。



おちゃめさんも、目立ちたがりさんも、はずかしがり屋さんも、


みんなそれぞれの形で、音楽を愛して続けてください。



先生も、自分の心を大事にしよう。



生徒のみなさん、先生はなんておしゃべりなんだろうって


思っているでしょう?



・・・実は先生は、もともとはずかしがり屋さんなのですよ。


本当です。


誰ですか?今笑ったのはっ。



・・・それは、今でもです。


苦手は克服するものではなく、


上手に付き合って折り合いをつけながら


自分の心の中で共に生きていくものかもね。




音譜この道は いつか来た道


  ああ そうだよ


  あかしやの花が 咲いてる



  あの丘は いつか見た丘


  ああ そうだよ


  ほら 白い時計台だよ



  この道は いつか来た道


  ああ そうだよ


  お母様と 馬車で行ったよ



  あの雲は いつか見た雲


  ああ そうだよ


  山査子の枝も垂れてる音譜







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