今年のカリビアンシリーズはドミニカ、プエルトリコ、メキシコ、ベネズエラ、キューバの各国ウインターリーグ覇者がぶつかり合いましたがメキシコがチャンピオンになったそうですよ。



メキシコでのチームメイトも数人いました。おめでとう~~!!
観たかったなぁ。



さて、先週は冬の寒さが戻って来ましたね。関東では大雪で大混乱だったようですね。
僕の投球ペースもダウンしてしまいましたがまたここから頑張ります。

日本のプロ野球のキャンプも凄い熱気の中で進んでいますね。暖かい場所で思いっきり練習が出来る彼らが多少羨ましくも感じますが、負けずに僕も頑張りますよ~~!!ハートの熱さなら全然負けてません!

先週も今シーズンの契約先に関して動きはりませんでした。待つのはもどかしいばかりですし、目標が見えないと自主トレのスケジューリングも立てにくくモチベーションもなかなか上がらず精神的にはとてもキツ時間です。ですが、ここが踏ん張り時。ファンの皆さんからも応援コメントを頂き勇気をもらったり。支えてくれる周囲への感謝をわすれてはいけませんね。感謝の心を力に変えて今週も頑張ります!


さて、2014年冬季ソチオリンピックがいよいよ開幕しましたね。寒~い場所での暑い戦いが繰り広げられメダルの行方に注目が集まりますね。しかし、僕は違った角度から出場しているアスリート達を見つめ、応援してしまいます。オリンピックに出場している選手も残念ながら出場出来なかった選手もそうなんですが、多くのアスリートが恵まれない環境の中で知恵を振り絞り、勇気を持って自己のスキルを磨いて来たと言うことです。そして世界と戦うのです。

プロ野球の世界では練習場所、練習パートナー、ケアスタッフ、道具など必要なものは全てそろっています。また遠征に行くときはマネージャーが航空チケットや宿泊場所、食事の手配までしてくれるので選手はプレーすることだけに集中することができます。しかし、アマチュアスポーツの殆どが遠征費や治療費は自己負担、航空機やスケジューリング、練習場所や練習パートナーの確保、道具を提供してくれるスポンサーなど自分で動いて用意しなくてはなりません。仕事と掛け持ちしながら競技を続けている選手は少なくありません。僕自身、2006年から現在まで野球選手としての活路を求め海外に出る生活を続けていますが、その全てを自分ひとりでやらなければいけません。


2006年。初めて海外挑戦を決意した際はとても苦労しました。いつ決まるか分からないテストの為に自主トレをするのですが、練習場所も練習相手も毎日探さなくてはいけないし練習相手の都合が付かなかったり、雨が降って投球が出来ない日が続くとひどく落ち込んでいました。治療費やテストを受けにいく費用も自己負担だったため、アルバイトもしました。

しかし、行く先々で出会う人たちからアイデアを貰ったり、海外でプレーする選手達と出会うと彼らも同じように苦労をして契約を勝ち取って来ていることを知り、「これは世界の野球選手にとっては特別なことではないんだ」と知ることが出来ました。そこに本物のアスリートの姿を僕は見ることになったのです。運動が人よりも出来る人は結構います。でも、自分の競技を更に高いところに向かわせる為に自分の競技以外のことを懸命にこなしていく姿に僕はプロ意識(所属がプロとかアマチュアとかは全く関係ない)を強く感じたのです。

苦労は苦労ですが自分の目標があってそれを叶えたいのであればそれはやらなくてはいけない作業なんですね。日本にいたままではそこに気付くことも出来なかったと思います。オリンピックはそんな苦労や経験を経て世界を相手に戦うアスリート達がいるのだと思うと、僕自身、感情移入せずにはいられないのです。

海外では行く先々での環境は悪かったり、トラブルなんて当たり前。その中で肉体と精神をコントロールして競技に挑む姿は輝かしく偉大で涙があふれそうになります。もちろんメダルを獲得して欲しいとは思うのですが、それ以上に各選手のプレーには拍手を送らずにいられません。


オリンピックの後にはパラリンピックが始まりますね。どちらも人間が生きる強さ、凄みを感じさせてくれます。




僕も彼らに勇気をもらいもう少し、もう少し頑張ろうと思います。
   
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o(・∀・)o 「ざぁぁぁっす!」