手順や光と影、空間、水平・垂直、目の高さ(パース)、錯覚や思い込みなどの注意すべきことについては、普段から“耳タコ”状態でお話しているのですが、それでもこんなやり取りが時々あります。
講評会の時のひとコマ。
笠井『この花瓶、ちょっと傾いてません?』
塾生『え~、早く言ってくれればいいのに~。』
笠井『わたしが全部指摘しちゃっていいんですか?』
塾生『そのために来てるんだから、言ってくれないと。』
笠井『え、そうなんですか?』
塾生『“習い”に来てるんだから。』
笠井『・・・ “学び”に来てるのでは・・・?』
最終的に、自分の価値観で判断しなければ面白くないですよね!
【関連記事】
答えは・・・
描き方は教えない。
先生選び、生徒選び。
学びのメカニズム
“学び”は“独学”
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
好評発売中!
『 水彩風景 プロの手順 - なにを・どの段階で描くか - 』
(グラフィック社刊)
B5(257mm×182mm) 112ページ(オールカラー) 定価;1,890円(本体1,800円)
先日の個展に出品した作品もプロセス(制作過程)付でたくさん載っています!
こんなプロセスページが満載です。
新刊と合わせてこちらもどうぞ。
『透明水彩 シンプルレッスン - 水の力を生かして描く - 』