医者や薬剤師が、風邪薬を飲まないのはなぜなのか。 | カズちゃんのブログ

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医者や薬剤師が、風邪薬を飲まないのはなぜなのか。
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①、風邪の原因のほとんどはウイルスで、風邪のウイルスに効果がある薬は、ない。
②、風邪薬を飲むと風邪を直すのに効かないだけでなく、副作用により治るのが遅くなる場合さえある。
③、①と②を理解している医者や薬剤師は自分では風邪薬を飲まないが、色々な事情から患者さんには処方することがある。
*ただの風邪ではない場合もあるので、ひどい時には(38℃以上の熱など)自分で判断せずに医師の診断を受けてください。

"かぜ症候群の病原は80 - 90%が複数のウイルス感染である。症状は、「風邪症候群」と表現されるように、微熱、頭痛、発熱、悪寒、鼻汁の過分泌、咽頭痛、咳、声枯、食欲不振、下痢、嘔吐など。
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"①(かぜは、)自然に治るもので、薬で治るのではない。
②普通は3~7日で治るが、14日程度かかる場合も。
③ほとんどがウイルス感染。
ただし、インフルエンザを除いて、有効な抗ウイルス薬は存在しない。
④抗菌薬(抗生物質)はかぜに直接効くものではない。

"ドクターに聞いてみればわかりますが、風邪程度だと、薬を飲まないほうが治りが早いのは、医療従事者ならわかっています。ですので医師も薬剤師も、風邪を引いても薬を飲みませんよ。

"風邪の諸症状は、ウイルスを排泄(咳や鼻水)し、弱体化させる(=発熱)作業。だから、症状を抑えない方が早く治る。

"発熱は一種の生体防御反応であり、人体というのは、あえて体温を高めることで免疫力を上げているということも明らかになってきている。例えば、白血球は、病原菌に対する貪食(どんしょく)・殺菌能などを有しているが、その白血球は、体温が平熱よりも1度下がると30%以上 働きが低下し、逆に平熱より1度上昇すると5 - 6倍の働きをするということが明らかになった 。

一般的にドラックストアなどで販売している【風邪薬】とは、風邪の症状を緩和するための薬であって、治す為の薬ではない。たとえば、熱を下げるとか、咳を止めるとか、くしゃみ鼻水を出なくするとか等

風邪を治すと書かれていない。

ウイルスは単独では増殖できないので、人の細胞の中に侵入し増殖する。
細菌は体内で定着して細胞分裂で自己増殖しながら、人の細胞に侵入するか、毒素を出して細胞を傷害する。

ほとんどの風邪は、ウイルス性によるものだが、一般的な「風邪」の症状に効く、薬はない。ウイルス性でもインフルエンザウイルスや水ぼうそうには、効果がある薬があるので病院に行ったほうがよいが通常の風邪の場合には自宅で静養しているのが一番である。
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抗生物質は細菌に効果があるが、ウイルスにはない。(風邪の原因のほとんどがウイルスによるもの)

"ウイルスと細菌は使う薬が全く違う
1.抗ウイルス薬…インフルエンザ、水ぼうそうなど数種類しかありません。
2.抗生物質…様々な細菌に対応して、数十種類の抗生物質が存在します。

"医師や薬剤師なら知っていることですが、抗生物質は細菌には効きますが、ウイルスには全く無力です。にも関わらず、わが国では病原がウイルスであるインフルエンザや風邪症候群に対しても安易に抗生剤が処方され、その使用量は他国に比べて突出しているのです。抗生剤は病原菌だけでなく、体内のビフィズス菌などの有用菌をも皆殺しにしてしまうので腸内環境を悪化させ、病気の治癒に必要な免疫力を低下させてしまいます。