見込み客に魅力的なオファーを! | 元営業マンの古賀芳郎が語るお仕事とOFFのヒント

おはようございます!
営業コンサルタントの古賀芳郎です。




前回私は《ボタニカル男子》と云いました。



幼少の頃は家の周りに、松葉ボタン、矢車草、
ひまわり、コスモス、チューリップと
自然にありました。


春先には田にレンゲソウが群生し、
女の子たちはシロツメクサで髪飾り
をつくって遊んでいました。



私の住んでいた愛知県名古屋市郊外では、
次のような花が四季を通じて学校の行き帰り
に普通に目に触れました。


1月:白い水仙、赤い寒椿


2月:香りのいい沈丁花、クロッカス、紅白梅


3月:パンジー、チューリップ、白いモクレン、
黄色い菜の花、ピンクのレンゲ


4月:桜、白いユキヤナギ、黄色いレンギョウ


5月:赤いキリシマ、白いドウダンツツジ、
   ピンクのさつき


6月:アジサイ、アヤメ、ツユクサ


7月:朝顔、鳳仙花、松葉ぼたん


8月:ヒマワリ、百日紅、ハス、フヨウ、
   カンナ、グラジオラス


9月:真っ赤なヒガンバナ


10月:キンモクセイ、ケイトウ、菊


11月:サザンカ


12月:ポインセチア(花屋さんの店頭でした)


これらの四季の花々が、私に目で感じる
季節感を演出してくれていたようです。



九州博多へ移った頃
私が、一番熱心だったのは
“朝顔”でした。



大胆にも、、、
直径20~25㎝くらいの大輪の花を
咲かせようと頑張ってました。


前の冬から良い土を作り、
太い茎の苗を作り、順番に摘心して
蕾の数を絞り、一株でせいぜい
3~5個にするやり方で、


トーシローの私でも20㎝を越える
大輪朝顔を咲かすことに成功しました。



とにかく付っきりなので、あのアルバイトと
フライトの間を縫ってよくやったもの
だと思いますが、近所では大変な評判に
なりました。


それから、折角の丹精した朝顔なので、
『押し花』にして残すことにしました。


詳しい方法は割愛しますが、
先人のワザは素晴らしいもので、


あの大輪朝顔の鮮やかな色彩が、
サイズが僅かに縮むだけで全く退色する
ことなく、ほぼ完ぺきに残せます。



その技術を使わせてもらい、
その後何年も楽しませてもらいました。


しかし残念な事に、、、

社会人になってからの10数回に及ぶ
転勤転居の中で、この作品は失われてしま
いました。



では、本日の勉強を始めましょう。



前回までで2回に亘って「一次リスト」から
「見込み客・顧客」を作って行くリアルな
セールストークに少し触れてみました。


ちょっと状況設定が関連商品から入るという
変化球だったので、仮にこれを成約した
ところで「見込み客」のゲットの段階です。



また、「一次リスト」から、メイン商品で正面から
売込を掛けて「スタンバイ客」を作りこれを


「見込み客」扱いして案件数を増やして行く事が
必要です。


取りあえず、あなたが売りたい商品の需要が
あり、尚且つ、面談可能なポジションで、


しかしまだ買ってくれてない客と云う
ところまで来て初めてリアルの場合は
「見込み客」となります。


ネットで言う「買いそうな客」ではなくて、
「需要があり、買ってくれてないが面談
可能な客」を『見込客』と云います。



つまり、、、
ネットの場合は、欲しい人が集まって
来ますが、リアルの場合は自分から探しに
行かねばならないので、


「見込み客割出し」と「見込み客化」に
時間が掛かります。


リアルのリサーチは体力勝負です。



よく「セールス本」か何かに「先方と会えたら
セールスは8割は成功」みたいなフレーズを
よく見ますが、


これは“面談アポ”を取るのがいかに大変か
という事を言っているのであって、「会えたら
売れる」などと云うイージーな話ではないのです。



マ、、、
商品にもよりますけどね。


例えば、、、


新製品とか、ほかにはないオリジナル商品
であれば、相手に、


①商品の存在を知らしめる


②商品メリットを相手に理解させる


これをきちんとやればまず売れます。


反対に、、、


オリジナリティがなく、普通のクウォリ
ティで、競争相手が多数いる商品の販売は
困難を極めます。


この場合のセールスポイントは、


①供給力


②情報力


③信用力


と云う表現のしにくいものとなります。


ですから、、、
ネットではほとんどセールスポイントに
ならない人間性も売り物にせざるを得ない
ことになります。



要するに。。。


競争力が販売価格にしかない商品は、
販売が安定しないので、出来るだけ


企業のメイン商品に据えない方が
良いでしょうね。




では、本日はここまで!