ふるさとの 訛なつかし
ふるさとの 山にむかいて 言うことなし
ふるさとの 山は ありがたきかな
石川 啄木
日本人の心は、ふるさとの山に。ふるさとの訛りの中に。
明治・大正・昭和の童謡・唱歌の歌詞とメロディの中に。
はたまたそれより遥か昔から語り継がれ、
歌い継がれてきたわらべうたの中に。
当時の日本の歴史や文化、人々の思いや暮らしぶりといったことまで。
すべてを含んで・・・その楽譜の中に、日本人の心意気が
静かに佇んでいます。
時代の流れにそぐわず、子供たちの生活からのギャップがある
ということで、教科書から消えていった童謡・唱歌は数知れず。
私が童謡・唱歌の会
「あなたも童謡歌おう会」を立ち上げたのは、2003年。
今からちょうど10年前のことです。
歌われなくなった作品も含め、たくさんの童謡・唱歌を
歌い継いで行きたい。
たとえ、「古い~」と言われようとも~。
子供たちのための歌は、今現在もどんどん生まれています。
でも、みんなのおじいちゃんおばあちゃん、
ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんたちが、
戦争で悲しい涙を流しながら歌った歌を、
てまりをつきながら遊んだときの歌を、
その小さな心のどこかに、しまっておいて欲しいのです。
文語体で書かれたものは、難しいね。
意味がわかんないって思うだろうけど、それでも構わない。
口語体ですら、「ナニそれ?」って言いたくなる曲もあるかもね。
それでも、そんな曲があったことを少しでも覚えていてくれたら。
先生は嬉しいな。
明日は・・・ビリーブフェスタ
私のピアノと歌に合わせて、歌おう会のメンバーが、
秋の童謡・唱歌を7曲歌います。
歌詞とメロディに凝縮された、
日本語の美しさを伝えられたら・・・何よりです。
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