整形外科医のゆるいブログ
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なかなか面白かった。


まあ、その解釈は違うだろって所も満載だけど。


首都圏に住んでいる小学校高学年の子供を持つ親にとって、中学受験は最初で最後の家族での人生を賭けた共同作業なんだって改めて思った。


だって今でも就職を親のコネで入るみのもんたジュニアみたいのもいるし、親が超絶優良物件を娘に連れくる結婚もあるし、帝京大医学部みたいに裏口で入れる大学もあるし。


超絶金持ちや超絶有力者なら今でも就職、結婚、大学入試に親が関われる可能性があるけど。


そんな親は同世代の0.01%でしょ。


普通のエリート層家庭で、親が子供の人生に関われる唯一のものが中学受験。


そう思ってこの本を読んでみると、偏差値の推移が多くのことを物語っているのがよく分かる。


皆よく考えいるなって思う。


1986年の聖心の偏差値が63で2013年の偏差値が46って凄くね?


1986年の豊島岡女子の偏差値が52で2013年の偏差値が66って凄くね?


女性の人生は楽そうで良いなって思っていたんだけど、この本を読む限りは大変なんだね。


誠実で収入が安定しているイケメンと結婚するための壮大な撒き餌が女子の中学受験なんだなって。


同類婚が増えるから、良妻賢母よりキャリア志向。


ブスなら女子大より共学の大学に行ってそこで伴侶を見つける。


自分の小学校六年生のの娘はブスだから、桜蔭にいれて東大に入ってもらいそこで伴侶を見つけてもらいたいっておもって親子で中学受験するんだよ。


俺が小学校六年の時は、本屋でエロ本を立ち読みするのが楽しみだったのに今じゃビニールにはいって見れないしね。


そんな俺でも男はどうにかなるのに、今の10歳-12歳の女の子とは壮大な撒き餌のために頑張っているのか。


頑張れ。


そして誠実で収入が安定しているイケメンと結婚して子供を三人ぐらい産んで専業主婦になるんだよ。


それが10年後、20年後の女の勝ちだと思うよ。


おわり。