●こじき●乞食●古事記
★かたい ―ゐ 【〈乞丐〉/〈乞食〉】
〔「傍居(かたい)」の意〕
◆「傍居(かたい)」の意というが、また、「片居」で、不完全な姿ですわっている者の意からとも。
(1)こじき。物もらい。
(2)人をののしっていう語。ばかもの。
「心なしの―とは、をのれがやうなる者をいふぞかし/宇治拾遺 2」
(3)〔昔、罹病(りびよう)者は放逐され放浪乞食をしたところから〕癩(らい)病。また、それにかかった人。かったい。
********
・こじき 【▼乞食】
〔古くは「こつじき」〕金銭・食べ物などを人からもらって生きていくこと。また、その者。ものもらい。おこも。
「争ふ所の車夫を見、―する翁を見/欺かざるの記(独歩)」
» (成句)乞食が馬を貰う
» (成句)乞食が米を零したよう
» (成句)乞食に氏無し
» (成句)乞食に朱椀
» (成句)乞食に貧乏無し
» (成句)乞食にも門出
» (成句)乞食の朝謡
» (成句)乞食の系図話
» (成句)乞食の断食
» (成句)乞食の嫁入り
» (成句)乞食も身祝い
» (成句)乞食も三日すれば忘れられぬ
» (成句)乞食も身づくろい
********
・こつじき 【▼乞食】
(名)スル
(1)僧侶が人家の門前に立ち、食を求めながら行脚(あんぎや)して修行すること。また、その僧。托鉢(たくはつ)。頭陀(ずだ)。行乞(ぎようこつ)。
(2)「こじき(乞食)」に同じ。
「―、道のほとりに多く/方丈記」
********
・ほいと 【▽陪▽堂/▼乞▽児/▼乞▽食】
〔「ほいとう(陪堂)」の転とも、「祝人(ほぎひと)」の転ともいう〕
(1)「ほいとう(陪堂)(3)」に同じ。
(2)いそうろう。食客。
********
・こじき 【古事記】
歴史書。三巻。712年成立。序文によれば、天武天皇が稗田阿礼(ひえだのあれ)に誦習(しようしゆう)させていた帝紀・旧辞を、天武天皇の死後、元明天皇の命を受けて太安万侶(おおのやすまろ)が撰録したもの。上巻は神代の物語、中巻は神武天皇から応神天皇までの記事、下巻は仁徳天皇から推古天皇までの記事が収められている。現存する我が国最古の歴史書であり、天皇統治の由来と王権による国家発展の歴史を説く。
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★乞食 隠語大辞典 http://p.tl/a-RY
読み方:こじき,こじぎ
1.薩摩芋ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・大阪府〕
2.薩摩芋。〔第六類 器具食物〕
3.昔は非人、乞食の区別が判然としてゐて、乞食は所謂袖乞ひのことを指して云ふのであつた。彼の本堂建立や鳥追、千手観音等は事実物乞ひには違ひないのであつたが、それ等をも一種の生業と看做して乞食とは云はなかつた、然し現今ではやや広い意味に解して云つて居るやうで、即ち(1)他から金品物資の恵与を俟つもの、(2)有価物の拾得を目的とするもの、又は多少の労務或は技芸を提供して他から物資の恵与を受くるもの、等を凡て乞食の種類に入れてゐる。
4.薩摩芋を云ふ。「どーじぼ、いざりばいぼく、ぼく」等皆同意。
5.薩摩芋をいう。「どうしぼ」「いざりざいぼく」「ぼく」等皆同じ。
分類 大阪府、浮浪者と乞食
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★こじき『ウィキペディア』
日本最古の歴史書、古事記。
物乞いを意味する乞食。
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★袖乞 歴史民俗用語辞典 http://p.tl/0hg6
読み方:ソデゴイ
こじきをすること。また、こじき、ものもらい。
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★袖乞 隠語大辞典 http://p.tl/2oC8
読み方:そでこい,そでごい
1.乞食をすることをいふ。物貰ひ僧が托鉢して歩くに、袖に鉢をのせて米銭を乞ひ受けることから起つたのである。一般にも他人に依頼することに用ふ。〔僧侶語〕
2.乞食のことをいふ。
3.乞食をすることをいう。物貰い僧が托鉢して歩くに、袖を鉢の上にのせて米銭を乞い受けることから起ったのである。
一般にも他人に依頼することをいう。〔僧侶〕
4.乞食をすることをいう。物貰い僧が托鉢して歩くに、袖を鉢の上にのせて米銭を乞い受けることから起ったもの。〔僧侶〕一般にも他人に依頼することをいう。
分類 俗語、僧侶、僧侶語
★
★
★畳ノ上ノ乞食 隠語大辞典
読み方:たたみのうえのこじき
俳優連歌師の類をいふ。
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★乞食のお粥 隠語大辞典
読み方:こじきのおかゆ
言ふばかりにて実行せざること。乞食の粥は湯(言ふ)ばかりにて実が少しとの義なり。
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★乞食人 隠語大辞典
読み方:ホガイビト
食物の恵与を受けて暮すこと。
別名 乞食(こじき)
★
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★めこじき 奥豊後の言葉 http://p.tl/Prd2
[意]目つき[例]あいたぁ、めこじきが悪いのお(あいつは、目つきが悪いなあ)
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★ほいた 鳥取弁辞書 http://p.tl/kf-S
《品詞》名詞
《標準語》(1)こじき。(2)ものもらい、めばちこ、麦粒腫
《参照》→「めぼいた」。
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★古事記(こじき、ふることふみ) http://p.tl/yL6G
日本最古の歴史書である。
その序によれば、712年(和銅5年)に太朝臣安萬侶(おほのあそみやすまろ)(太安万侶(おおのやすまろ)とも表記)によって献上された。
『古事記』の原本は現存せず、幾つかの写本が伝わる。成立年代は、この写本の序に記された年月日による。内容は神代における天地(アメツチ)の始まりから推古天皇の時代に至るまでの様々な出来事(神話や伝説などを含む)を収録している。
また、数多くの歌謡を含んでいる。なお、『古事記』は「高天原」という語が多用される点でも特徴的な文書である
★かたい ―ゐ 【〈乞丐〉/〈乞食〉】
〔「傍居(かたい)」の意〕
◆「傍居(かたい)」の意というが、また、「片居」で、不完全な姿ですわっている者の意からとも。
(1)こじき。物もらい。
(2)人をののしっていう語。ばかもの。
「心なしの―とは、をのれがやうなる者をいふぞかし/宇治拾遺 2」
(3)〔昔、罹病(りびよう)者は放逐され放浪乞食をしたところから〕癩(らい)病。また、それにかかった人。かったい。
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・こじき 【▼乞食】
〔古くは「こつじき」〕金銭・食べ物などを人からもらって生きていくこと。また、その者。ものもらい。おこも。
「争ふ所の車夫を見、―する翁を見/欺かざるの記(独歩)」
» (成句)乞食が馬を貰う
» (成句)乞食が米を零したよう
» (成句)乞食に氏無し
» (成句)乞食に朱椀
» (成句)乞食に貧乏無し
» (成句)乞食にも門出
» (成句)乞食の朝謡
» (成句)乞食の系図話
» (成句)乞食の断食
» (成句)乞食の嫁入り
» (成句)乞食も身祝い
» (成句)乞食も三日すれば忘れられぬ
» (成句)乞食も身づくろい
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・こつじき 【▼乞食】
(名)スル
(1)僧侶が人家の門前に立ち、食を求めながら行脚(あんぎや)して修行すること。また、その僧。托鉢(たくはつ)。頭陀(ずだ)。行乞(ぎようこつ)。
(2)「こじき(乞食)」に同じ。
「―、道のほとりに多く/方丈記」
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・ほいと 【▽陪▽堂/▼乞▽児/▼乞▽食】
〔「ほいとう(陪堂)」の転とも、「祝人(ほぎひと)」の転ともいう〕
(1)「ほいとう(陪堂)(3)」に同じ。
(2)いそうろう。食客。
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・こじき 【古事記】
歴史書。三巻。712年成立。序文によれば、天武天皇が稗田阿礼(ひえだのあれ)に誦習(しようしゆう)させていた帝紀・旧辞を、天武天皇の死後、元明天皇の命を受けて太安万侶(おおのやすまろ)が撰録したもの。上巻は神代の物語、中巻は神武天皇から応神天皇までの記事、下巻は仁徳天皇から推古天皇までの記事が収められている。現存する我が国最古の歴史書であり、天皇統治の由来と王権による国家発展の歴史を説く。
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★乞食 隠語大辞典 http://p.tl/a-RY
読み方:こじき,こじぎ
1.薩摩芋ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・大阪府〕
2.薩摩芋。〔第六類 器具食物〕
3.昔は非人、乞食の区別が判然としてゐて、乞食は所謂袖乞ひのことを指して云ふのであつた。彼の本堂建立や鳥追、千手観音等は事実物乞ひには違ひないのであつたが、それ等をも一種の生業と看做して乞食とは云はなかつた、然し現今ではやや広い意味に解して云つて居るやうで、即ち(1)他から金品物資の恵与を俟つもの、(2)有価物の拾得を目的とするもの、又は多少の労務或は技芸を提供して他から物資の恵与を受くるもの、等を凡て乞食の種類に入れてゐる。
4.薩摩芋を云ふ。「どーじぼ、いざりばいぼく、ぼく」等皆同意。
5.薩摩芋をいう。「どうしぼ」「いざりざいぼく」「ぼく」等皆同じ。
分類 大阪府、浮浪者と乞食
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★こじき『ウィキペディア』
日本最古の歴史書、古事記。
物乞いを意味する乞食。
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★袖乞 歴史民俗用語辞典 http://p.tl/0hg6
読み方:ソデゴイ
こじきをすること。また、こじき、ものもらい。
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★袖乞 隠語大辞典 http://p.tl/2oC8
読み方:そでこい,そでごい
1.乞食をすることをいふ。物貰ひ僧が托鉢して歩くに、袖に鉢をのせて米銭を乞ひ受けることから起つたのである。一般にも他人に依頼することに用ふ。〔僧侶語〕
2.乞食のことをいふ。
3.乞食をすることをいう。物貰い僧が托鉢して歩くに、袖を鉢の上にのせて米銭を乞い受けることから起ったのである。
一般にも他人に依頼することをいう。〔僧侶〕
4.乞食をすることをいう。物貰い僧が托鉢して歩くに、袖を鉢の上にのせて米銭を乞い受けることから起ったもの。〔僧侶〕一般にも他人に依頼することをいう。
分類 俗語、僧侶、僧侶語
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★畳ノ上ノ乞食 隠語大辞典
読み方:たたみのうえのこじき
俳優連歌師の類をいふ。
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★乞食のお粥 隠語大辞典
読み方:こじきのおかゆ
言ふばかりにて実行せざること。乞食の粥は湯(言ふ)ばかりにて実が少しとの義なり。
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★乞食人 隠語大辞典
読み方:ホガイビト
食物の恵与を受けて暮すこと。
別名 乞食(こじき)
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★めこじき 奥豊後の言葉 http://p.tl/Prd2
[意]目つき[例]あいたぁ、めこじきが悪いのお(あいつは、目つきが悪いなあ)
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★ほいた 鳥取弁辞書 http://p.tl/kf-S
《品詞》名詞
《標準語》(1)こじき。(2)ものもらい、めばちこ、麦粒腫
《参照》→「めぼいた」。
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★古事記(こじき、ふることふみ) http://p.tl/yL6G
日本最古の歴史書である。
その序によれば、712年(和銅5年)に太朝臣安萬侶(おほのあそみやすまろ)(太安万侶(おおのやすまろ)とも表記)によって献上された。
『古事記』の原本は現存せず、幾つかの写本が伝わる。成立年代は、この写本の序に記された年月日による。内容は神代における天地(アメツチ)の始まりから推古天皇の時代に至るまでの様々な出来事(神話や伝説などを含む)を収録している。
また、数多くの歌謡を含んでいる。なお、『古事記』は「高天原」という語が多用される点でも特徴的な文書である